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まおい学びのさと小学校
北海道夕張郡にある私立小学校 ウィキペディアから
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まおい学びのさと小学校(まおいまなびのさとしょうがっこう、英字表記:Maoi manabinosato primary school)は、北海道夕張郡長沼町東2線北15番地にある私立小学校。設置者は学校法人学びのさと自由が丘学園で、2023年(令和5年)4月に開校した。
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概要
同校は、体験型学習を重視する教育方針を掲げ、宿題や定期試験を原則として実施せず、チャイムを用いない運営を行っている。教職員の呼称は「先生」ではなく「おとな/スタッフ」である。[1]
教育の考え方
まおい学びのさと小学校の教育は、子ども自身の好奇心や興味関心に基づいた体験的な学びから、新しい教育のかたちを実践することにあるとする。教育のモデルとしているのは、和歌山県に本部を置くきのくに子どもの村学園のカリキュラム、及び同校の設立者である教育者堀真一郎の考えを基としている。加えて北海道という土地の利点を活かし、地域住民との共生や農業、自然体験を重視している。
教育の理念
教育目標
- 感情の自由の尊重
- 知性の自由の尊重
- 人間関係の自由の尊重
また、教育の理念に次の先人の言葉を掲げている。
特徴
授業の特長
授業は、通常1コマ45分、又は休憩を含む90分で行われる。全学年1日6時間授業。1学年の定員は各20名。
次の4つの特徴的な学び方で、従来の小学校教科を横断する形をとり、体験的な学びをすすめている。
- プロジェクト 2023年度は「ものづくり」「料理」「パフォーマンス」の3つに分かれて活動している。
- 自由選択科目(よりどり) 運動、音楽、図工、外国語などを子どもの関心、興味に応じて選択して学ぶことが出来る。
- ミーティング プロジェクト毎に毎朝ミーティングがある。また、週に1度、全校ミーティングが行われる。子どもが運営、進行する全校ミーティングの議決は子どももおとなも同じ1票で、平等な権利を尊重している。
食育
現時点で給食は提供されておらず、各自弁当を持参している。授業の一環である「料理」のプロジェクトでは子ども自身が栽培から収穫、献立、調理、喫食を通じて体験的に食育を学んでいる。
なお、現在は週2回程度、学校設立母体でもあるNPO法人まおい学びのさとによるまおいごはんの自主的な提供がある。
登下校時の安全
教員
この学校では、教員を「先生」と呼ぶことはない。代わりに、ニックネームで呼び合うことで、子どもたちとより対等な関係を築いている。
デジタル・ICT導入の推進
学校資料では、学習活動と校務の効率化を目的にICT環境の整備を進めているとしている。具体的には次の取組が示されている。
- 校内ネットワーク&教職員の端末整備:校内LANを拡充し、教職員には1人1台のノートPCを配布。校務や教材づくりのデジタル基盤を整えている。
- セキュリティのデジタル化:防犯カメラと来訪者確認用インターホンを連動させるなど、校内の安全管理もICTで強化。
- 児童の情報発信(デジタル・リテラシー):児童が制作する「ダイコン新聞」を学校サイトで発信[3]するなど、情報編集・発信の実践がある。
交通
北海道中央バス「北長沼」バス停、徒歩7分。その他、長沼町営デマンドバスが町内、近隣で運行中。
脚注
外部リンク
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