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アイゾメヒカゲタケ

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アイゾメヒカゲタケ
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アイゾメヒカゲタケ、学名Panaeolus cyanescensは、ヒカゲタケ属に属すキノコである。マジックマッシュルームCopelandia cyanescensの名でも知られる。本キノコはパナエオルス・トロピカリス Panaeolus tropicalis の近縁種である。

概要 アイゾメヒカゲタケ, 分類 ...
概要 アイゾメヒカゲタケ ...
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説明

  • : 1-2センチメートルで、若い時は丸山形、饅頭型となり、平らになる青変する[1]。古ワラ色から黄土色、成熟により黒ずむ[1]
  • ひだ:やや密。白から黒紫色となる[1]
  • : 高さ4-8cm、細さ1-5mm、細い管状、地中では毛羽立っている[1]
  • 胞子: 黒赤褐色で、正面は六角形、10 - 14 x 6 - 7.5 µm[1]。側面はカマボコ形、表面は平滑で発芽孔あり[1]
  • 臭い: 無味無臭[1]

青変する[1]

生息と分布

アイゾメヒカゲタケは、両半球の熱帯また新熱帯地域に発生する好糞性の種である。

以下に確認されている[2]アフリカ南アフリカ共和国マダガスカルザイールなど)、オーストラリアタスマニア州バリ島ベリーズブラジルボルネオ島、カリブ(バミューダグレナダジャマイカトリニダード島)、プエルトリココスタリカ、インド、インドネシアスマトラ島を含む)、スリランカタイ、欧州(オーストリア、フランス、イギリス、ルクセンブルク、スペイン、スイスなど)、日本、ニュージーランドメキシコオセアニアフィジーサモアなど)、フィリピン、南アメリカ(ボリビア、ブラジル、パラグアイ、コロンビア、ベネズエラ)、米国(カリフォルニア州、ハワイ州、ルイジアナ州、ミシシッピ州、アラバマ州、フロリダ州、テキサス州、ルイジアナ州南部)。

日本では石川県のハマニンニク生息地[1]、沖縄に確認例がある[3]、小笠原諸島[4]

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幻覚成分のシロシビンを含有する。沖縄に自生する本きのこからは、重量当たりシロシビンが傘0.42%(0.26-0.73の範囲)、柄0.16%(0.08-0.29%)で含まれていた[3]

ギャラリー

出典

外部リンク

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