トップQs
タイムライン
チャット
視点

アイドルマスタープロジェクト

ウィキペディアから

Remove ads

アイドルマスタープロジェクトは、ハセガワの販売するプラモデルのシリーズで、『エースコンバット6』と『THE IDOLM@STER』のコラボ機体である通称「アイマス機」を1/72と1/48のスケールでモデル化している。

概要

要約
視点

「アイマス機」は、家庭用ゲーム機Xbox 360のソフトである『エースコンバット6 解放への戦火』のダウンロードコンテンツで、同じくXbox 360の『THE IDOLM@STER』のキャラクターが描かれた機体である。全て実在の戦闘機または攻撃機であるが、実機の塗装とは全く異なり、鮮やかなキャラクターのイメージ色で塗装された機体の上面と垂直尾翼にキャラクターが大きく描かれ、さらに全面に渡ってライン、文字、星や花などのマーキングが施されている。塗装のみでなく、ゲーム中では弾薬搭載量がキャラクターの身長とスリーサイズに対応したものとなり、飛行特性もキャラクターの性格を反映して通常の機体とは異なっている。ハセガワは、この「痛車」ならぬ「痛戦闘機」とも言える機体を、既存の製品に新たなデカールなどを付属させて商品化している。機体はイメージ色で成型され、マーキングは発色の良いシルクスクリーン印刷のデカールで再現されている。また全て限定生産品で、再生産は原則として行われない。

F-2F-15Eなどの既に製品化されていた機体は、従来の金型を使用し成型色を変えて対応しているが、1/48スケールのF-22 『天海春香』仕様は完全な新規製作のキットであり話題を呼んだ。米空軍仕様の発売に先行してアイマス機が発売された[1]ことに対してはスケールモデラーからの抗議や批判もあったが、社内でもアイマス機を先に発売することへの反対意見は多く、商品化決定までは紆余曲折があったとされる[2]

2010年3月には、第1期の終了が表明されたが、2010年5月の静岡ホビーショーでは早くも第2期の開始が公表された。第2期ではハセガワがモデル化していない機体については、ハセガワが輸入代理店となっているアメリカレベルドイツレベル、さらにロシアのズベズダの製品も使用することでラインアップの充実を図っている。このほか、2011年1月から『エースコンバット6』に登場しない、『SP』961プロ仕様(プロジェクト・フェアリー仕様)の戦闘機3機が発売され、さらに同年3月に新規金型で発売された「Su-33 フランカーD 星井美希」で、スケールを問わなければ全員分の機体のプラモデル化が完了した。引き続き2011年5月より第3期がスタートし、同年9月発売の「ラファールM 水瀬伊織」で、1/72スケールではデカールのみが雑誌の付録として付けられた「F-16C 双海真美」を除く全機の製品化が完了した(2012年4月に、「パール仕様補完計画」の最終機体で「双海真美」機も1/72モデル化され、1/72スケールでは(「覚醒美希(星井美希覚醒Ver.)」を含めた)765プロの全女性メンバー(音無小鳥は正確には「アイドルではなく事務員」)の機体が編成されている)。

その後も商品展開は続いており、「アイドルマスター2プロジェクト」と題し、『エースコンバット アサルト・ホライゾン』に登場する『THE IDOLM@STER 2』仕様の戦闘機の商品展開がなされている。

Remove ads

製品一覧

要約
視点

2014年12月時点で発売済みもしくは公式発表済みの製品を下記に示す。

第1期

さらに見る No., 品番 ...

第2期

さらに見る No., 品番 ...

特別編

さらに見る No., 品番 ...

第3期

さらに見る No., 品番 ...

パール仕様補完計画

さらに見る No., 品番 ...

アイドルマスター2

さらに見る No., 品番 ...

モデル化対応表

さらに見る ゲーム登場, 機体 ...

補足

  • モデルグラフィックス誌2010年1月号には、ハセガワ製1/72スケールF-16CJ用の『双海真美』機のデカールが付録として付けられていた。このデカールは当時期のハセガワ製の他のアイマス機に付属するものとほぼ同仕様のものであり、F-16の左右を亜美・真美で作成された例が同誌に掲載された。
  • ハセガワの1/72スケールのF-14とF-15には、筋彫りが凸で部品数の少ないキットと、筋彫りが凹で部品数の多いキットの2種類があるが、アイドルマスタープロジェクトではどちらも凹筋彫りのキットが使用された。
  • 第1期のキットにセットされるデカールでは、ラインや星などのマーキングはソリッドな色で印刷されており、ゲーム中で見られる角度によって煌いて見える効果が再現されていなかったが、第2期以降のキットにセットされるデカールの一部には煌きを表現するためにパール系の顔料が使用されている。
  • ゲーム本編未登場のプロジェクト・フェアリー機(F-4EJ改・961プロ美希機、AV-8B ハリアーII+・我那覇響機、J35Jドラケン・四条貴音機)に関しても、バンダイナムコゲームスのエースコンバットチームによるデザインであるとハセガワのページに記載されている。『エースコンバット インフィニティ』において彼女たちの機体も765プロ仕様に改められ登場したが、貴音の機体として選ばれたのはグリペンであったため、貴音仕様のドラケンがゲームで飛んでいる姿は現状見ることができない(響の機体はハリアーのままである)。
  • Su-33も「星井美希」仕様がロシア軍仕様に先行して発売されたが、本機は実機の生産数も少なく、アイマス機としての発売が可能でなければ製品化自体が困難な機体であった。
Remove ads

関連書籍

  • 「アイドルマスタープロジェクト プラモデルカタログブック」 大日本絵画 2011年7月7日発売 ISBN 978-4499230506

脚注

外部リンク

Loading related searches...

Wikiwand - on

Seamless Wikipedia browsing. On steroids.

Remove ads