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アカタコノキ
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アカタコノキ(別名 ビヨウタコノキ、ビョウタコノキ、学名:Pandanus utilis)[1]はタコノキ科タコノキ属の常緑小高木。




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特徴
雌雄異株。高さ2–6 mのものが多いが、原産地では20 mに達する。株元は単幹だが上方で分枝し、基部には気根が伸びて支柱根となる。葉は長さ50–100 cm、幅5–10 cmで、アダンやタコノキより広く短い葉が枝先にらせん状につく(英名の由来)。葉縁と葉裏の中肋上に赤褐色の細かく鋭い鋸歯があり、和名はこの赤いトゲに由来する。花は黄白色で夏に咲く。集合果は100個近くの核果からなり、長さ15–20 cm前後で茎頂から垂れ下がる。核果は外側が緑色で内部は橙色、先がやや尖る扁平な形で、秋~冬に実る。小笠原に自生するタコノキに似るが、実が大型で先端の形が異なる[2][3][4][5][6][7]。
分布と生育環境
利用
樹形が美しく、街路樹、公園樹、庭園樹として各地で植栽される[3][4][7]。実生、株分け、挿し木で繁殖可能[2][3]。日当たりが良く、腐植質に富み、排水の良い砂混じりの土壌が植栽に適する。耐潮・耐風性が強く栽培は容易。病虫害は少ない。葉は屋根葺き、籠、敷物、手芸品に利用される[3]。果実は可食だが味はなく、海外では調理して食される[5]。
脚注
参考文献
外部リンク
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