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アセノスフェア

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アセノスフェア
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アセノスフェア[1] (アセノスフィア[2]: asthenosphere)あるいは岩流圏[3] (がんりゅうけん) とは、地球の内部の層の一つ。

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1.地殻、2.マントル、3a.外核、3b.内核
4.リソスフェア、5.アセノスフェア

概要

マントル力学的性質で分類したうち、リソスフェアプレート)とメソスフェアの間の部分。上部マントル中に位置し、深度100キロメートルから300キロメートルの間にある。地震波の低速度域であり、物質が部分溶融し、流動性を有している。低速度域のみがアセノスフェア(アセノスフィア)とされるが、場合によっては下限を660キロメートルの面と考える説もある。

マントル構成層であり、主要組成はかんらん岩で鉱物相もかんらん石(α相)である。電気伝導性電流異方性を示す。

発散型プレート境界においては、アセノスフェア(アセノスフィア)は地表に近いところまで上昇している。

脚注

参考文献

関連項目

外部リンク

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