初等幾何による証明

点PをAP:BPが一定となるようにしたときの点Pの軌跡のうち、線分ABの上の点をQ、ABの延長線上の点をRとすると、
- AQ:QB=AP:PB
- AR:RB=AP:PB
内角と外角の二等分線の関係の逆より、PQとPRはそれぞれ∠APBの内角と外角の二等分線である。
よって、∠QPR=90°
ゆえに、点Pの軌跡は線分QRを直径とする円である。
アポロニウスの円の中心
線分QRの中点をOとすると、点Oはアポロニウスの円の中心となり、

すなわち、点Oは線分ABを
に外分する点になる。
アポロニウスの円の半径
アポロニウスの円の半径を r とする。ここで平方完成

定義より、

したがって、
