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アマミアオガエル

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アマミアオガエルZhangixalus amamiensis)は、両生綱無尾目アオガエル科アオガエル属に分類されるカエル。

概要 アマミアオガエル, 保全状況評価 ...
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分布

日本(奄美大島徳之島、加計呂麻島、請島、与路島)[1][2][3]固有種

形態

背面の体色は青みがかった黄緑色だが、暗緑色~褐色に変色できる[2]。種小名 amamiensisは「奄美大島の」の意。前後足とも指先の吸盤が発達し、前足には水掻きがある。

虹彩は黄色や黄緑[2]

体長オス4.5-5.6センチメートル、メス6.5-7.7センチメートル[3]。背面には粒状の突起がある[1]。後肢内側に不明瞭かつ不定形な暗色斑が入る[2]。虹彩は緑がかる個体が多い[1]

分類

  • Zhangixalus amamiensis Inger, 1947 アマミアオガエル

生態

平地から山地にかけての森林に生息し[1][2][3]

繁殖形態は卵生。12-翌5月に水田や水たまりの周辺にある草原や地中、池に突き出た枝先などに(シダ植物の先端に産むこともあり)、白い泡に包まれた卵を産む[3]

人間との関係

ペットとして飼育されることもある。テラリウムで飼育される。樹上棲のため、高さのあるケージで飼育するのが望ましい[1]。枝や流木、観葉植物などを組んで活動場所や隠れ家にする[1]。床材に潜ることもあるため、腐葉土やミズゴケなどの保湿力のある床材を敷く[1]。観葉植物などをケージ内に入れている場合は照明器具を点灯させ、昼夜のリズムをつけるようにする(夏季に高温になりすぎないように注意する)[1]。夜間や照明を消した際に霧吹きで湿度を上げる[1]。餌はコオロギやカイコの幼虫などを、ケージに直接放すか逃げないように餌容器に入れて与える[1]

参考文献

関連項目

外部リンク

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