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アマミセイシカ

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アマミセイシカ
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アマミセイシカ(奄美聖紫花、学名:Rhododendron latoucheae var. amamiense)はツツジ科ツツジ属常緑小高木

概要 アマミセイシカ, 分類 ...
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特徴

高さは2-5mになる。若いは無毛で、若枝や若葉は緑色。は互生し枝先に集まってつき、葉柄は長さ7-15mmになる。葉は革質で、葉身は長さ4-8cm、幅1-2cmになり、狭長楕円形で、先はやや長くとがり先端に腺状突起があり、基部はくさび形で葉柄に流れ、両面は無毛で葉脈はあまり目立たない。

花期は3-5月。それぞれの1個の花芽に1個のをつけ、枝先に1-4個の花をつける。花柄は長さ1.5-2cmになり、花冠は白色[1]または淡桃紫色で、径4-5cmの漏斗状鐘形で5深裂し、花冠の上側内面に淡黄緑色[1]の斑点がある。雄蘂は10本で花糸の基部も無毛[1]花柱は長さ3.5-4cmになり無毛。果実蒴果で長さ2.5-4cmの円筒形になり、秋に開裂する。

分布と生育環境

奄美大島に分布し、川岸の岩場や林内に生育する。石垣島西表島に分布するセイシカ変種。独立種とする見解もある。

ギャラリー

シノニム

  • Rhododendron ellipticum Maxim. var. amamiense (Ohwi) Masam.
  • Rhododendron leiopodum Hayata var. amamiense (Ohwi) Ohwi
  • Rhododendron amamiense Ohwi

保護状態

鹿児島県の指定希少野生動植物に指定され採集が禁止されている。

絶滅危惧IA類 (CR)環境省レッドリスト

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2007年8月レッドリスト。

脚注

参考文献

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