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アルティマニア

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アルティマニア(ULTIMANIA)とは、スクウェア・エニックス(旧スクウェア)が発行しているゲーム攻略本のシリーズ名、および同社の登録商標(第4325755号)[1]

制作・編集は、『ディシディア ファイナルファンタジーNT ULTIMANIA』までは「スタジオベントスタッフ」単独、『アナザーエデン 時空を超える猫 WORLD ULTIMANIA』から『ファイナルファンタジーVII リメイク マテリアル ULTIMANIA Plus』までは「スタジオベントスタッフ/デジタルハーツ」の共同制作、『ファイナルファンタジーXVI ULTIMANIA』以降は「デジタルハーツ」単独が手がける。

概要

要約
視点

語源は「究極(ULTIMATE)のマニア(MANIA)」であり、ゲームの全てを遊び尽くすというコンセプトにより制作されており、シナリオ考察や設定資料集なども収録されている。攻略本の「徹底・大容量」志向の皮切り的存在ともいえる。

1999年の『ファイナルファンタジーVIII ULTIMANIA』が220万部の大ヒットを記録したのを皮切りに、デジキューブが各作品のアルティマニアを発売していった。2003年のデジキューブの倒産後にいったん絶版となるが、スクウェア・エニックスの出版事業部に権利が引き継がれて再版されている。その後の新作も同社から発行されている。

長らくA5判で出版されてきたが、2019年2月28日発売の「キングダム ハーツIII ULTIMANIA」以降は原則B5判での出版となった。

種別の編集傾向

アルティマニア
主に元スクウェア系のゲームソフトが選ばれるが、2015年3月に初めてカプコン作品のアルティマニアが発売された。ゲームデータ・攻略フローチャート・コラム・インタビューとバランス良く掲載。基本的に『解体真書シリーズ』と編集形式に大差はない。『FFIX』以降はページに目録がついた。
オンラインアルティマニア
坂口博信の意向で、ネットの普及を狙ったインターネット限定コンテンツ形式。『FFIX』のものが唯一で、現在は閲覧も不可能になっている。
分冊
  • シナリオアルティマニア・バトルアルティマニア
『FFX』『FFXII』『FFXIII』『FFXIII-2』で採用された形式。シナリオアルティマニアは主にこれ一冊でゲームの攻略はでき、ゲーム全体の把握は可能。バトルアルティマニアはシナリオアルティマニアで省略された、モンスターやアイテムデータが中心になっている。完全にやり込みデータ向けでバトル以外の攻略はほぼ皆無である。
  • 上記以外に『ディシディア デュオデシム ファイナルファンタジー』では「ACTION SIDE」と「RPG SIDE」、『ファイナルファンタジーXV』では「SCENARIO SIDE」と「BATTLE+MAP SIDE」に分冊されている。
アルティマニアオメガ
シナリオとバトルから更に踏み込んだ攻略内容が掲載されている形式。シナリオ面はストーリー考察とセリフ分岐、バトル面は計算式ややり込みの紹介が中心となる。インタビューや画集など、ファンブックに近い内容で通常の攻略にはあまり役に立たない。最近ではセリフ全集やロケーションの紹介に大きくページが割かれ、『FFX』まで発行されていたメモリアルアルバムシリーズ的な傾向が強くなった。『FFVII』においては、攻略本としての『アルティマニア』が現在出版されていないにもかかわらず(攻略本は『解体真書』として出版)、『アルティマニアオメガ』が先行出版された。
アルティマニアアルファ
ストーリー紹介やシナリオ考察などファンブック的な要素が強いが、それまでのシリーズの簡易的な攻略も掲載されている。アルティマニアの読み物としてのエッセンスを抽出した内容になっているといえる。
ワールドアルティマニア
現在『FFCC』『アナザーエデン』のみの形式。
アニバーサリーアルティマニア、メモリアルアルティマニア
開発資料やストーリー総括など、ファンブック的内容。
マテリアルアルティマニア
開発資料に特化した形態。A4判で出版。
デジタルアルティマニア
スマートフォン用アプリーケション。スマートフォン用ゲーム向けとなり、プレイデータ連動により相互に影響を及ぼす。
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シリーズ一覧

要約
視点

スタジオベントスタッフ編

発売日の●印はデジキューブ版、それ以外はスクウェア・エニックス版

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スタジオベントスタッフ/デジタルハーツ編

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デジタルハーツ編

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関連書籍

エンターブレイン(現:KADOKAWA)から発行されるスタジオベントスタッフによる攻略本には「解体真書」というシリーズ名がつけられる。主に「アルティマニアレーベル」が開始する前の旧スクウェアの攻略本や、カプコン作品で用いられている。

ドラゴンクエストVIII 空と海と大地と呪われし姫君』や『トルネコの大冒険2』『同3』(携帯ゲーム機移植版も含む)、『ポケモン不思議のダンジョン』において、「アルティマニア」を冠しないものの、スタジオベントスタッフにより公式ガイドブックが制作された。これらは、攻略本のコンセプトとして、プレイヤーが自力で解かないと分からない部分を残すようにしているため、「アルティマニア」には含まれない。

脚注

外部リンク

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