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アル・ジャロウ
アメリカのジャズボーカリスト (1940-2017) ウィキペディアから
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アル・ジャロウ(Al Jarreau、1940年3月12日 - 2017年2月12日[1])は、アメリカ合衆国・ウィスコンシン州ミルウォーキー出身のジャズ・ボーカリスト。ポップ分野でも活躍。
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広い声域に、ソフトかつ伸びやかな歌声と卓越したボーカル・テクニックを持ち、中でもスキャットは特技ともいえるほど優れた個性を確立した。
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略歴
アイオワ大学で心理学を学び、数年間はカウンセラーの仕事をしていた。後にロサンゼルスへ渡り、ジャズ・クラブで歌い始める。1975年に35歳でワーナー/リプリーズからデビュー。1978年に『ライヴ・イン・ヨーロッパ』が、1979年に『風のメルヘン』がグラミー賞の最優秀ジャズ・ボーカル・アルバム賞を受賞した。

1980年からはジェイ・グレイドンやナイル・ロジャース、ナラダ・マイケル・ウォルデンらのプロデュースの下、AOR/ブラック・コンテンポラリー路線でポップ分野でのヒットも生み、1982年には『ブレイキン・アウェイ』でグラミー賞の最優秀男性ポップ・ボーカル賞と「(Round, Round, Round) Blue Rondo A La Turk」で最優秀ジャズ・ボーカル賞を、1993年には『ヘヴン・アンド・アース』で最優秀R&Bボーカルを受賞した。この功績によりジャズ、ポップ、R&Bの3部門にまたがってグラミー賞を獲得した、最初の個人となる。

1985年にはUSAフォー・アフリカに参加し、「ウィ・アー・ザ・ワールド」のブリッジ部分(ウィリー・ネルソンの次、ブルース・スプリングスティーンの初回の前)でリード・ボーカルをとった。
1999年にワーナー/リプリーズからヴァーヴ傘下のGRPに移籍。ジャズ寄りの作品も発表している。
2006年にはギタリスト兼ボーカリストのジョージ・ベンソンとの共作アルバム『ギヴィン・イット・アップ』を発表しており、自己のヒットナンバー「Mornin'」をカバーしている。
2010年7月に公演先のフランスで呼吸障害で倒れ、病院に搬送。「重篤な状態」とも報道されたが、順調に回復[2]。9月には日本で元気な姿で公演も行われた。
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功績
グラミー賞
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TV出演
- 『東京JAZZ2011』 (NHK BSプレミアム)2011年10月15日
日本公演
ディスコグラフィ
ソロ・アルバム
- 『ウィ・ガット・バイ』 - We Got By (1975年、Reprise)
- 『輝き』 - Glow (1976年、Reprise)
- 『ライヴ・イン・ヨーロッパ』 - Look to the Rainbow (1977年、Warner Bros.)
- 『風のメルヘン』 - All Fly Home (1978年、Warner Bros.)
- Call Me (1979年、Koala)
- 『エイント・ノー・サンシャイン』 - Lonely Town, Lonely Street (1979年、Koala)
- 『ジス・タイム』 - This Time (1980年、Warner Bros.)
- 『ブレイキン・アウェイ』 - Breakin' Away (1981年、Warner Bros.)
- 1965 (1982年、Bainbridge)[20]
- 『ジャロウ』 - Jarreau (1983年、Warner Bros.)
- 『ハイ・クライム』 - High Crime (1984年、Warner Bros.)
- 『イン・ロンドン』 - In London (1985年、Warner Bros.)
- 『L・イズ・フォー・ラヴァー』 - L Is for Lover (1986年、Warner Bros.)
- 『ハーツ・ホライズン』 - Heart's Horizon (1988年、Reprise)
- 『ヘヴン・アンド・アース』 - Heaven and Earth (1992年、Reprise)
- 『テンダネス』 - Tenderness (1994年、Reprise)
- 『トゥモロウ・トゥデイ』 - Tomorrow Today (1999年、GRP)
- 『オール・アイ・ガット』 - All I Got (2002年、GRP)
- 『アル・ジャロウ・シングス・スタンダーズ / ワルツ・フォー・デビー』 - Accentuate the Positive (2004年、Verve)
- 『ギヴィン・イット・アップ』 - Givin' It Up (2006年、Concord) ※with ジョージ・ベンソン
- Christmas (2008年、Rhino)[21]
- Everybody Is a Star: Live in Tokyo (2010年、Jazz Hour)
- Live at the Half Note 1965 Volume 1 (2011年、BPM) ※with ジョージ・デューク[22]
- 『アル・ジャロウ・アンド・ザ・メトロポール・オルケスト-ライヴ』 - Al Jarreau and the Metropole Orkest Live (2012年、Concord)
- 『マイ・オールド・フレンド』 - My Old Friend: Celebrating George Duke (2014年、Concord)[23]
- Live at Montreux 1993 (2016年、Universal)
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脚注
外部リンク
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