イズマ・コミ人

イズマ・コミ人あるいはコミ・イズマ人、イズマ族（イズマ・コミじん、イズマ方言（ロシア語版）: изьватаc, iźvatas; ネネツ語: нысма, nysma; 英語: Izhma Komi; ロシア語: коми-ижемцы）とは、ロシア連邦のコミ共和国イズマ地区（英語版）（イジェムスキー地区）に居住するコミ人の一派^[1]である。

イズマ・コミ人

Изьватаc
イズマ・コミ人とキルディン・サーミ人の合唱団。（ムルマンスク州ロヴォゼロ地区（英語版））
総人口
約16,000人
居住地域
ロシア
言語
イズマ方言（ロシア語版）、ロシア語
宗教
東方正教会、土着信仰
関連する民族
コミ人、ネネツ人

概要

イズマ地区（英語版）の旗

イズマ・コミ人はコミ・ジリエーン語の方言であるイズマ方言（ロシア語版）を話すコミ人（狭義のコミ・ジリエーン人）の一派である^[1]。

全人口1.6万人の大半がコミ共和国イズマ地区（英語版）に定住しているが、一部はムルマンスク州のロヴォゼロ地区（英語版）にも居住している^[1]。

サーミ人と隣り合って居住しており^[1]、一部はネネツ人との混血も進んでいる。

コミ人の中では、トナカイの遊牧を生業にしているのが特徴^[1]。

関連項目

• コミ人
• サーミ人
• ネネツ人