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イタリア北部地震
2012年のエミリア=ロマーニャ州を震源とした地震 ウィキペディアから
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イタリア北部地震(イタリアほくぶじしん)は、2012年5月20日、現地時間04時03分(UTC 02時03分)にイタリア共和国北部で発生したマグニチュード6.0の地震である。震源はボローニャ市から北へ36キロメートルの地点で、サン・フェリーチェ・スル・パーナロ付近である[6]。震源の深さは5.1 kmである[7][8]。5月29日にも同じ領域でMw5.8の余震が発生した[9]。
![]() | このページ名「イタリア北部地震」は暫定的なものです。(2012年5月) |
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被害
地震の第一報にはフェラーラの工場の従業員が死亡した事も含まれている[3]。また同市の市民3000人が避難した[10]。震源周辺の街の教会が被害を受けた[10][11]。フェラーラ市街の中心にある14世紀に建造されたエステンセ城の塔がこの地震によって損壊したほか、多くの歴史的建造物も被害を受けた[12]。
イタリア政府の対応
本震後の地震活動
5月29日の余震
5月29日午前9時(07.00 UTC)にマグニチュード5.8の余震が発生した[9]。震源の深さはミランドラの下5から10キロと見積もられている [15]。現地時間で12時56分から13時1分の間に一連のマグニチュード5以上の3つの強い余震が発生している[16]。9時の地震と13時の地震の衝撃は北イタリアを経て、アオスタ州 と隣国のオーストリアでも観測されている[17]。この地震のメカニズムは20日に発生したものと同じである。
この地震により、30日までに新たに17人が死亡し、約350人が負傷した[14]。
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その他
地震の原因が油田やガス貯蔵施設、地熱発電所などの掘削活動にあるといった世論を受け、エミリア・ロマーニャ州当局により調査が行なわれ、2014年4月の報告書ではミランドラ油田での採取・注入活動との統計的相関と大地震の発生の一因となった可能性が指摘された[18]。主な被災地はフィナーレ・エミリアやモデナなど。モデナにおいてはteniamo botta(困難な状況でも諦めないで頑張ろうという意味)というスローガンが使われた。[19]
ギャラリー
- 損壊したエステンセ城
- 落ちてきたレンガによって破損した車
- 倒壊した会社の社屋
- 棚から落ちたワイン類
出典
関連項目
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