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イテウォン殺人事件

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イテウォン殺人事件』(イテウォンさつじんじけん、原題:이태원 살인사건<梨泰院殺人事件>)は2009年の韓国映画。 英題は『The Case of Itaewon Homicide』。

概要 イテウォン殺人事件, 監督 ...
概要 イテウォン殺人事件, 各種表記 ...

ホン・ギソン監督の作品。韓国での観客動員は50万人。

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概要

1997年4月3日、梨泰院(イテウォン)のハンバーガーショップで実際に起った殺人事件を、事件に関係した人物たちの証言[1]と資料調査、検証を行って映画化した。人物、構成、描写は架空。

あらすじ

男子大学生がハンバーガー店のトイレで、首を7回、胸を2回刺されて死亡する。

容疑者は、CID(アメリカ陸軍犯罪捜査司令部) が身柄を確保したピアソンと、父親に付き添われて出頭したアレックス。検察の取り調べに対して、ピアソンはアレックスが、アレックスはピアソンが男を殺したと供述する。

アレックスの曖昧な供述に対し、ピアソンの供述は具体的で信憑性が高い。ピアソンにも疑わしい点があるが、検察はCIDの結論を覆し、アレックスを殺人罪で起訴し、ピアソンを凶器の所持および証拠隠滅罪で起訴する。

裁判が始まり、アレックスの証言に矛盾が見つかる。さらに、アレックスから男の首を刺したと聞いた友人が証言台に立つ。そうして、アレックスに無期懲役刑が下され、ピアソンには1年から1年半の懲役刑が下される。しかし、上告したアレックスは証拠不十分で無罪判決を受け、ピアソンもまた恩赦により釈放される。犯人不在のまま事件の裁判は結審する。

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登場人物

  • パク・デシク検事 - チョン・ジニョン
  • ロバート・J・ピアスン- チャン・グンソク
    • メキシコ系アメリカ米兵士の父親と韓国人のハーフ。18歳。 
  • アレックス・ターナー・チョン - シン・スンファン
    • 韓国系アメリカ人。17歳。
  • キム・ジョンシク弁護士 - オ・グァンロク
  • アレックスの父 - コ・チャンソク

吹き替え

スタッフ

  • 監督:ホン・ギソン
  • 脚本:イ・ソン
  • 撮影:オ・ジョンオク
  • 音楽:シン・ドンイル
  • 照明:カン・ソンフン

DVDリリース

  • イテウォン殺人事件 発売元:カルチュア・パブリッシャーズ (2010年5月28日)

備考

実際の事件の裁判後、遺族は国家を相手に損害賠償を請求した。

この映画をきっかけに、イテウォン殺人事件は12年ぶりに捜査が再開された[2]。2011年には韓国から犯罪人引き渡し要請を受けた米捜査機関により、被疑者が米国内で逮捕され[3]、韓国に送還され、被疑者は検察に起訴されて被告人となり、2016年1月29日、ソウル中央地裁に懲役20年を言い渡された[4]

脚注

外部リンク

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