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イボイノシシ属
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イボイノシシ属(Phacochoerus)は鯨偶蹄目イノシシ科の属。サブサハラアフリカの開けた土地(乾燥地帯含む)に住むイノシシである。かつてはイボイノシシ(Phacochoerus aethiopicus)1種と考えられていたが、現在はCommon warthog(Phacochoerus africanus)とDesert warthog(Phacochoerus aethiopicus)とに分けられている[1]。

剛毛に覆われているが、体と頭は、背中に沿った稜部と頬と尾の房に明らかに毛が生えている以外は、遠くから見ると無毛のように見える。顔の肉垂はオスに顕著である。発達した牙を持ち、オスでは25-64cmにも達する(メスの牙はオスより小さい)[3]。主に植物食性だが、小動物を食べることもある[4]。2種ともIUCNレッドリストでは低危険種として評価されているが、Desert warthog(Phacochoerus aethiopicus)の基亜種Cape warthog(P. a. aethiopicus)は1870年代に絶滅した[5][6]。
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種
イボイノシシ属には2種が含まれるが、両者の生態には差異があり[7]、Common warthog(Phacochoerus africanus)は上顎切歯が欠如しているが、Desert warthog(Phacochoerus aethiopicus)には上顎切歯が存在する[7]。以下の和名は川田ほか(2018)に従う[2]。
脚注
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