トップQs
タイムライン
チャット
視点

イワウメ

ウィキペディアから

イワウメ
Remove ads

イワウメ(岩梅、学名Diapensia lapponica L. var. obovata F.Schmidt)は、イワウメ科イワウメ属分類される常緑小低木の1[3][4]高山植物。別名はフキヅメソウ、スケロクイチヤク。

概要 イワウメ, 分類 ...
Remove ads

特徴

は横にはい、厚い革質のが密生してクッション状となり、一見しただけでは木本とは思えない。葉は倒卵状のくさび形で長さ1 cm前後、幅4 mm前後。花は乳黄白色でまれに淡紅色を帯び、7-8月に枝先から伸びた長さ2 cmほどの花柄上に1個つく。合弁花であるが、平開する花冠が直径1.5 cmと小さい上に5中裂するため、花弁が5枚あるように見える。雄蘂は5個では5裂する。果実の朔果はが長さ約3 mmのほぼ[3]。花が薄紅色の品種は、ベニバナイワウメ(f. rosea)と呼ばれている[3]

分布と生育環境

Thumb
高山帯の岩礫地や岩壁に張り付くように生育する

韓国日本サハリンシベリアウスリー及びカムチャッカに分布する[1]基準標本はサハリンのもの[4]。母種のボソバイワウメ(学名:Diapensia lapponica L. subsp. lapponica[5])は、北半球の寒地に広く分布する[3]

日本では北海道から本州中部にかけての高山帯に分布し[1]、岩礫地や岩壁に張り付くように生育する。

脚注

参考文献

関連項目

外部リンク

Loading related searches...

Wikiwand - on

Seamless Wikipedia browsing. On steroids.

Remove ads