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インターネットにおける言語の使用
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インターネットにおける言語の使用(インターネットにおけるげんごのしよう、英: Languages used on the Internet)とは、インターネット上において人々が使用する自然言語の分布および利用状況である。
インターネット上で最も多く利用されている言語は英語である。全世界で英語を母語とする話者は3億8000万人、第二言語とする話者は10億7700万人である。
中国語は母語話者が9億3900万人の世界で最も多く話されている言語であり、インターネット上では 2番目に多く使用されている(ネットの使用人口であってウェブサイト数ではない)。ただし中国本土では金盾により国外のインターネットアクセスに制限があり、規制対象外の地域も含め中国本土のウェブサイト利用が大半を占める。
中国のオンライン人口は急速に増えている一方、世界で最も人口が多いインドの公用語であるヒンディー語は、インターネット上では利用者が少ない。ただし、2023年9月現在のYoutubeにおけるチャンネル登録者数において、上位25チャンネルのうち11チャンネルがヒンディー語を媒体としたチャンネルである。
またW3Techsによると、英語の次によく使われる言語上位10位(ウェブサイト数基準で)にスペイン語、ドイツ語、日本語、フランス語、ポルトガル語、ロシア語、イタリア語、オランダ語、ポーランド語(以上、順位順)が含まれるという[1]。
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ウェブサイト数によるランキング
要約
視点
W3Techsによる2025年3月18日の調査では、次のようになっている[2]。
※表に乗せられなかったランク外の言語はいずれも0.1%未満である。また、多言語で作成されたサイトなどの存在によって、全ての言語を合わせても合計が厳密に100%になるとは限らない。
W3Techsの調査による数値は、Alexa.comによってランク付けされた上位100万件の訪問数が多いウェブサイト(2011年12月時点の全ウェブサイトの約0.27%に相当)を対象としています。言語の判定は、ほとんどの場合、各サイトのホームページのみを基に行われています(例:Wikipedia全体は http://www.wikipedia.org の言語検出に基づいています)。[3]その結果、多くの言語(特に英語)について、全ウェブサイトを対象とした場合よりも高い割合が示されています。[4]全ウェブサイトを対象とした場合、英語の使用率は概ね20%から50%の間と推定されています。[5][6]
上記の結果を、言語グループごとにまとめると次のようになる。
表によると、英語を含むゲルマン語派は全ウェブサイトのおよそ58.3%(約6割)を占め、最も多く用いられています。第2位はロマンス語派(フランス語、スペイン語など)で約17.8%、第3位はスラヴ語派(ロシア語など)で約8.5%です。日琉語族(主に日本語)は第4位で約5.1%を占めており、日本語一言語だけでかなりの割合を占めています。一方で、インド・イラン語派(ヒンディー語など)、シナ・チベット語族(中国語)、セム語派(アラビア語など)は話者数に比べウェブ上での比率が比較的小さく、それぞれおおむね1%前後に留まっています。
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インターネットで最も使用されている文字体系
以下は、インターネット上で使用されている主要な文字体系の割合を示した一覧です。
YouTubeにおけるコンテンツ言語
上位250のYouTubeチャンネルのうち、コンテンツの約66%が英語で、15%がスペイン語、7%がポルトガル語、5%がヒンディー語、2%が韓国語で構成されており、その他の言語が5%を占めています。[7]ただし、他の情報源では異なる割合が示されている場合もあります。YouTubeは80以上の言語に対応しており、100を超える地域別バージョンが存在します。2019年の第1週に動画を投稿した人気チャンネルのうち、半数以上が英語以外の言語によるコンテンツを含んでいました。[8]
インターネット利用人口によるランキング
Internet World Statsによる2020年3月の調査[9]では、次のようになっている。
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言語別のウィキペディア閲覧数

Wikimedia Analytics APIは、すべての言語版ウィキペディアにおける閲覧数や編集数などの最新統計データを提供しています。
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脚注
関連項目
Wikiwand - on
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