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ジャナ・ガナ・マナ
インド共和国の国歌 ウィキペディアから
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ジャナ・ガナ・マナ(ヒンディー語: जन गण मन [dʒɐ́n(ɐ) ɡɐ́ɳ(ɐ) mɐ́n(ɐ)]; ベンガル語: জন গণ মন [dʑɔ́n(o) ɡɔ́ɳ(o) mɔ́n(o)]、「人々の意志」の意。)は、インドの国歌。「インドの朝」とも呼ばれる[1]。ラビンドラナート・タゴールによって作詞・作曲され、1911年12月27日のインド国民会議カルカッタ大会ではじめて歌われた[2]。はじめ音楽は一定していなかったが、1919年に神智学徒で教育者のマーガレット・カズンズがタゴールと相談の上で現在の曲にまとめあげた[3]。インド憲法制定会議は、1950年1月24日にインドの国歌としてこの曲を公式に採用した[4]。
もともとタゴールはベンガル語で作詞したが、国歌はヒンディー語で歌われることになっている[5]。ベンガル語とヒンディー語はかなり異なる言語だが、サンスクリットの借用語が非常に多い歌詞のため、ベンガル語版とヒンディー語版の歌詞は実際にはほとんど同じである[6]。
国歌に近い扱いがなされている曲にはほかにバンキムチャンドラ作詞『ヴァンデー・マータラム』があり、インドの国民歌(राष्ट्रगीत、National Song)とされている[5]。
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歌の構成
ベンガル語によるオリジナルの詩は5番まであるが、国歌としては1番のみが歌われる[7]。国歌採用にあたり、同歌と並んで候補となったヴァンデー・マータラム(母なる大地)はヒンドゥー色が濃いという理由からジャナ・ガナ・マナが選定された[1]。民族音楽の独特のメロディが特徴で、宗教や言語が多種多様なインドという国家に合わせて、特定の神を連想させるような用語を回避し、すべてを超越する存在に語りかけるようなかたちで作詞された[1]。しかし、歌の冒頭の支配者を意味する語(the ruler)が宗主国であるイギリスの王を指しているのではないかとして問題となったこともある[1]。
歌詞
要約
視点
ベンガル語
ヒンディー語
英語訳

英語訳『インドの朝の歌』(The Morning Song of India)は、タゴール自身によって1919年に作られた[10]。
Thou art the ruler of the minds of all people,
Dispenser of India's destiny.
Thy name rouses the hearts of Punjab, Sind,
Gujarat and Maratha,
Of the Dravida and Orissa and Bengal;
It echoes in the hills of the Vindhyas and Himalayas,
mingles in the music of Yamuna and Ganges and is
chanted by the waves of the Indian Sea.
They pray for thy blessings and sing thy praise.
The saving of all people waits in thy hand,
Thou dispenser of India's destiny.
Victory, victory, victory to thee.
日本語訳
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脚注
外部リンク
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