トップQs
タイムライン
チャット
視点
イーコール
神、不老不死者の血液 ウィキペディアから
Remove ads
イーコール(古希: ἰχώρ, Īchōr[1])は、ギリシア神話に登場する神もしくは不老不死者の血(霊液)である。長母音を省略してイコルとも表記される。医学用語では膿漿を指すことも有る[2]。
古代ギリシアの詩人ホメーロスの叙事詩『イーリアス』中に2回登場し[3]、ディオメーデースが女神アプロディーテーに傷を負わせた時(原文の5章 339‐342の間)と、血を拭う時(416 「ἰχῶ」の形で、「しかく宣んして双の手をのし透明の血を拭ひ、之を癒やせば忽ちにアプロヂ,テーの苦は輕し。」[4])に使われた。
πρυμνὸν ὕπερ θέναρος· ῥέε δ᾽ ἄμβροτον αἷμα θεοῖο |
アプロヂ,テーの血を流す、そは透明の清き液、 |
—『イーリアス』5章 339‐342[5] | —土井晩翠訳[4] |
Remove ads
出典
関連項目
Wikiwand - on
Seamless Wikipedia browsing. On steroids.
Remove ads