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ウィー・ケア・ア・ロット

フェイス・ノー・モアのアルバム ウィキペディアから

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ウィー・ケア・ア・ロット[注釈 1]』(We Care a Lot)は、アメリカ合衆国オルタナティヴ・メタルバンドフェイス・ノー・モア1985年に発表した初のスタジオ・アルバム

概要 『ウィー・ケア・ア・ロット』, フェイス・ノー・モア の スタジオ・アルバム ...
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解説

プロデューサーのマット・ウォレスは、ビリー・グールドの古くからの友人で、フェイス・ノー・モアの前身に当たるシャープ・ヤング・メンのデモ・テープもプロデュースしている[1]。タイトル曲は1980年代中期の音楽シーンにおけるチャリティ・ブームを揶揄した曲で[2]、次作『イントロデュース・ユアセルフ』(1987年)でも再録音された[2][3]。また、「アズ・ザ・ワーム・ターンズ」は、マイク・パットン加入後に『エンジェル・ダスト』(1992年)の日本盤ボーナス・トラックとして再録音された[3]

Greg Pratoはオールミュージックにおいて5点満点中3点を付け「後のフェイス・ノー・モアよりも初期パブリック・イメージ・リミテッドに近いサウンド」「浮遊するキーボード、トライバルなドラミング、ヘヴィメタル的なギター、逞しいベースといった、フェイス・ノー・モアの重要な構成要素は既に提示されているが、後の作品と比べると、まだ全体像の焦点が絞り切れていない。そして、マイク・パットンこそパズルの失われたピースだということが、まずます明らかになっていく」と評している[4]

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リイシュー

オリジナル・リリース時はアナログLPのみの発売で、1995年に初CD化された[5]。また、ビリー・グールドが設立したレーベル「Koolarrow Records」から2016年に発売された本作の「デラックス・バンド・エディション」には、ボーナス・トラックが9曲追加された[5]

収録曲

全曲ともフェイス・ノー・モア作。

  1. ウィー・ケア・ア・ロット - "We Care a Lot" - 4:09
  2. ジャングル - "The Jungle" - 3:10
  3. マーク・ボーウェン - "Mark Bowen" - 3:33
  4. ジム - "Jim" - 1:15
  5. ホワイ・ドゥ・ユー・バザー - "Why Do You Bother" - 5:40
  6. グリード - "Greed" - 3:50
  7. ピルズ・フォー・ブレックファスト - "Pills for Breakfast" - 2:58
  8. アズ・ザ・ワーム・ターンズ - "As the Worm Turns" - 3:11
  9. アラビアン・ディスコ - "Arabian Disco" - 3:18
  10. ニュー・ビギニングス - "New Beginnings" - 3:45

2016年デラックス・バンド・エディション盤ボーナス・トラック

  1. "We Care a Lot (2016 Mix)" - 4:10
  2. "Pills for Breakfast (2016 Mix)" - 2:43
  3. "As the Worm Turns (2016 Mix)" - 3:11
  4. "Greed (Original Demo)" - 3:35
  5. "Mark Bowen (Original Demo)" - 3:12
  6. "Arabian Disco (Original Demo)" - 3:07
  7. "Intro (Original Demo)" - 2:17
  8. "The Jungle (Live at I-Beam SF, 1986)" - 2:35
  9. "New Beginnings (Live at I-Beam SF, 1986)" - 3:43

参加ミュージシャン

  • チャック・モズレー - ボーカル
  • ジム・マーティン - ギター、バッキング・ボーカル
  • ロディ・ボッタム - キーボード、バッキング・ボーカル
  • ビリー・グールド - ベース、バッキング・ボーカル
  • マイク・ボーディン - ドラムスコンガ、バッキング・ボーカル

脚注

外部リンク

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