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ウェーヨウィス

ローマ神話に登場する神 ウィキペディアから

ウェーヨウィス
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ウェーヨウィス[1]またはウェイヨウィス[2]ラテン語: Vējovis, Vēdiovis)は、ローマ神話に登場する神。

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(左)ヘアバンドを着けて雷を投げようとするウェーヨウィス。(右)クアドリーガに乗ったミネルウァデーナーリウス銀貨。紀元前84年。

概要

ウェーヨウィスは、(または稲妻)の束、またはピールムを手に、ヤギを伴った若い男性の姿に描かれた。ローマ人は、ウェーヨウィスが最初に生まれた神の1柱であると信じていた。彼は癒しの神であり、ギリシアのアスクレーピオスと結び付けられた。[3]

主にローマで崇拝され、ラティウムのボウィッラエで崇められた。カピトーリーヌスの丘ティベリーナ島には、彼に敬意を表して神殿が建てられた。[4]

ウェーヨウィスは火山の噴火と関係があったが、彼の本来の役割、機能は不明瞭である[5]。また、アポローや若いユーピテルと同一視されることもあった[6][7]

アウルス・ゲッリウスは、177年頃に書かれた『アッティカの夜』で[8]、ウェーヨウィスはユーピテルと対になる存在であると推測した。ウェーヨウィスの名前の接頭辞である助詞 ve- が「気が狂った」の意である vesanus などのラテン語にも現れることから、Vejovis という名前を反 Jove(Joveはユーピテル)と解釈したのである。

ウェーヨウィスの祭はローマ暦の1月1日、3月7日、5月21日に行われた[9]

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脚注

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