エオゾストロドン

エオゾストロドン (Eozostrodon) は、中生代三畳紀に出現した食虫性の小型動物で、最初期の哺乳類または哺乳形類。かつてモルガヌコドンはこの属のシノニムとされたが^[1]、独立した属とされるようになった^[2]。

エオゾストロドン Eozostrodon
地質時代
三畳紀後期
分類
界 : 動物界 Animalia 門 : 脊索動物門 Chordata 亜門 : 脊椎動物亜門 Vertebrata 上綱 : 四肢動物上綱 Tetrapoda 綱 : 単弓綱 Synapsida 目 : モルガヌコドン目 Morganucodonta 科 : モルガヌコドン科 Morganucodontidae 属 : エオゾストロドン属 Eozostrodon
学名
Eozostrodon Parrington, 1941
種
E. parvus E. problematicus

特徴

頭胴長8 - 9cmと、現生のトガリネズミほどの大きさ。臼歯は三つの咬頭が直線上に並ぶ形態であり、哺乳類としては祖先的な形態を留める。^[1]

おそらく卵生であるが、子供は乳腺から分泌される乳を与えたと思われる。夜行性で昆虫やミミズなどの小動物を食べていたと思われる。