トップQs
タイムライン
チャット
視点

エクストリーム (アルバム)

エクストリームのアルバム ウィキペディアから

Remove ads

エクストリーム』(Extreme)は、アメリカ合衆国ヘヴィメタルバンドエクストリーム1989年に発表した初のスタジオ・アルバム

概要 『エクストリーム』, エクストリーム の スタジオ・アルバム ...
Remove ads

背景

バンドは1988年にA&Mレコードとの契約を得て、同年にはドイツ人プロデューサーのマック英語版クイーンの1980年のアルバム『ザ・ゲーム』における仕事でグラミー賞にノミネートされたこともある)と共に、本作の制作を始めた[1]。収録曲「マザー(ドント・ワナ・ゴー・トゥ・スクール・トゥデイ)」は、元々はゲイリー・シェローンとポール・ギアリーがエクストリーム結成前に所属していたバンド「ザ・ドリーム」の曲である[6]。「プレイ・ウィズ・ミー」のイントロでは、ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルトの曲「トルコ行進曲」が引用されている[7]

反響・評価

アメリカのBillboard 200では最高80位に終わり、本作からのシングルは総合チャートのBillboard Hot 100入りを逃して、「キッド・イーゴ」がメインストリーム・ロック・チャートで39位を記録するにとどまった[5]。ただし、収録曲「プレイ・ウィズ・ミー」が1989年の映画『ビルとテッドの大冒険』のサウンドトラックで使用されたこともあり、本作は当時30万枚ほどの売り上げを記録して、A&Mとの長期契約につながった[1]

Stephen Thomas Erlewineはオールミュージックにおいて5点満点中3点を付け「かなりムラがあるが、ヌーノ・ベッテンコートのギターは常に聴き応えがある」と評している[4]。また、増田勇一は『BURRN!』誌1989年6月号のレヴューで100点満点中81点を付け「ギタリストは"嫌味のない速弾き"が出来るテクニシャン」「キッズにとってのアンセムになり得るものから、ピアノをバックに歌いあげるバラードまで、この手のバンドが許される限りの(!?)ヴァリエーションが盛りこまれている」「これは大穴かも」と評している[2]

Remove ads

収録曲

全曲ともゲイリー・シェローンヌーノ・ベッテンコートの共作。

  1. リトル・ガールズ - "Little Girls" - 3:47
  2. ワインド・ミー・アップ - "Wind Me Up" - 3:37
  3. キッド・イーゴ - "Kid Ego" - 4:04
  4. ウォッチング、ウェイティング - "Watching, Waiting" - 4:54
  5. マザー(ドント・ワナ・ゴー・トゥ・スクール・トゥデイ) - "Mutha (Don't Wanna Go to School Today)" - 4:52
  6. ティーチャーズ・ペット - "Teacher's Pet" - 3:02
  7. ビッグ・ボーイズ・ドント・クライ - "Big Boys Don't Cry" - 3:34
  8. スモーク・シグナルズ - "Smoke Signals" - 4:14
  9. フレッシュ・アンド・ブラッド - "Flesh 'N' Blood" - 3:32
  10. ロック・ア・バイ・バイ - "Rock a Bye Bye" - 5:57
  11. プレイ・ウィズ・ミー - "Play with Me" - 3:29

参加ミュージシャン

アディショナル・ミュージシャン

  • ラファエル・メイ- ハーモニカ(on #1)
  • ザ・ロリポップ・キッズ - バッキング・ボーカル(on #5, #11)

脚注

外部リンク

Loading related searches...

Wikiwand - on

Seamless Wikipedia browsing. On steroids.

Remove ads