エチルマロニルCoAデカルボキシラーゼ

エチルマロニルCoAデカルボキシラーゼ(Ethylmalonyl-CoA decarboxylase、EC 4.1.1.94)は、以下の化学反応を触媒する酵素である。

(S)-エチルマロニルCoA${\displaystyle \rightleftharpoons }$ ブタノイルCoA + CO₂

エチルマロニルCoAデカルボキシラーゼ
識別子
EC番号	4.1.1.94
データベース
IntEnz	IntEnz view
BRENDA	BRENDA entry
ExPASy	NiceZyme view
KEGG	KEGG entry
MetaCyc	metabolic pathway
PRIAM	profile
PDB構造	RCSB PDB PDBj PDBe PDBsum
検索 PMC articles PubMed articles NCBI proteins

従って、この酵素の基質は(S)-エチルマロニルCoAのみ、生成物はブタノイルCoAと二酸化炭素の2つである。

この酵素はリアーゼ、特に炭素-炭素結合を切断するカルボキシリアーゼに分類される。系統名は、(S)-エチルマロニルCoA カルボキシリアーゼ (ブタノイルCoA形成)((S)-ethylmalonyl-CoA carboxy-lyase (butanoyl-CoA-forming)である^[1]。

脊椎動物の酵素は、エチルマロニルCoAを脱炭酸する。