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エーゲ海地震
エーゲ海での地震 ウィキペディアから
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エーゲ海地震(エーゲかいじしん)は、2020年10月30日午前11時51分頃(協定世界時)、トルコとギリシャの中間にあるエーゲ海海域を震源として発生した地震である。
概要
本地震は、トルコ西海岸のイズミル近くのエーゲ海海域を震源にマグニチュード7.0の地震が発生した[1]。余震も相次いだ。この地震において、トルコ及びギリシャで116人が死亡し、1035人が負傷した[2][3][4]。
本地震では多数の建物が倒壊。また津波も発生し、サモス島などには、高さ約1.5mの波が押し寄せたという[5][6]。被害はイズミル県などで特に甚大であった[6]。
現地在住の日本人は、日本のメディアによる地震の取材に対し、「だんだん揺れが大きくなった。トルコも地震が多いが、これほど大きい地震は生まれて初めて。」と語ったという[6]。
解説
東京工業大学教授の山中浩明(地震工学)によると、この辺りは、トルコ周辺でも特に地震が発生しやすい地域だという。エーゲ海は、ユーラシアプレートやアラビアプレート、アフリカプレートなどの、複数のプレートが衝突する地域であり、地盤にひずみがたまりやすく、故に地震の発生が多い[7]。

脚注
関連項目
外部リンク
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