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オスカー・ムーア

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オスカー・ムーア
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オスカー・ムーアOscar Moore1916年12月25日 - 1981年10月8日)は、アメリカ合衆国スウィング・ジャズギタリスト

概要 オスカー・ムーアOscar Moore, 基本情報 ...

ムーアはテキサス州に生まれ、兄ジョニー (Johnny Moore) ともどもギターを演奏するようになった[1]1930年代になって、一家がロサンゼルスへ移り住むと、兄弟はギタリストとして頭角を現すようになった[1]

ムーアは、1937年から1947年まで、ナット・キング・コールが率いたザ・ナット・キング・コール・トリオの一員を務め、当時コールが録音したほとんどすべてのレコードで演奏をしている。ムーアは優れた、影響力のあるギタリストであったが、自身はチャーリー・クリスチャンから影響を受けていた。バーニー・ケッセルは、スモール・コンボにおけるジャズ・ギタリストの役割を確立したのはムーアだったと述べたことがある。ムーアは、ライオネル・ハンプトンアート・テイタム1941年)、ザ・キャピトル・ジャズメン、レスター・ヤングなどともレコーディングを行なった。

コールのトリオを離れた後のムーアは、運に恵まれず、大きな成功を収めることはなかった。1947年から1950年代半ばまでは、兄ジョニー・ムーアのグループであったジョニー・ムーアズ・スリー・ブレイザーズ (Johnny Moore's Three Blazers) に加わったが、ピアニストで歌手だったチャールズ・ブラウンがグループを離れた後、グループの人気は衰えていった。1953年から1954年にかけて、ムーアはヴァーヴとタンパ(Tampa)から3枚のレコードを発表した。その後は、1965年に制作されたコールのトリビュート・アルバムに参加したのを唯一の例外として、音楽の世界を離れた。さらにその後は、ロサンゼルスに居を定め、煉瓦職人として働いていた。

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ディスコグラフィ

リーダー・アルバム

  • 『ガリヴァンティン・ギター』 - Oscar Moore Trio (1954年、Skylark) ※再発『Galivantin' Guitar』
  • 『オスカー・ムーア・カルテット』 - Oscar Moore Quartet (1955年、Tampa) ※再発『The Fabulous Oscar Moore Guitar』
  • 『スウィング・ギターズ』 - Swing Guitars (1955年、Norgran) ※with バーニー・ケッセルタル・ファーロウ
  • 『オスカー・ムーア・フィーチャリング・リロイ・ヴィネガー』 - Presenting Oscar Moore (1956年、Omegatape) ※with リロイ・ヴィネガー
  • Have You Met Inez Jones? (featuring Oscar Moore) (1957年、Riverside)
  • 『ザ・ファビュラス・オスカー・ムーア・ギター』 - In Guitar (1962年、Charlie Parker) ※再発『The Fabulous Oscar Moore Guitar』
  • We'll Remember You, Nat (1966年、Surrey)

参加アルバム

  • イリノイ・ジャケー : 『コレイツ』 - Collates (1952年、Clef/Mercury) ※10インチLP
  • チャールズ・ブラウン : 『ドリフティン・ブルース』 - Drifting Blues (1957年、Score/Aladdin)
  • ナット・キング・コール : The Complete Capitol Recordings of the Nat King Cole Trio (1991年、Mosaic)
  • ナット・キング・コール : Hittin' the Ramp: The Early Years (2019年、Resonance)
  • レスター・ヤング & バディ・リッチ : 『ザ・レスター・ヤング=バディ・リッチ・トリオ』 - The Lester Young Buddy Rich Trio (1958年、Verve) ※with ナット・キング・コール
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脚注

外部リンク

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