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オハイオ・スタジアム

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オハイオ・スタジアム
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オハイオ・スタジアムOhio Stadium)は、アメリカ合衆国オハイオ州コロンバスにあるスタジアムNCAAカレッジフットボールビッグ・テン・カンファレンスに所属するオハイオステート・バックアイズオハイオ州立大学)の本拠地スタジアムである。愛称は、スタジアムの形状が蹄鉄型であることから「ホースシュー」(The Horseshoe )。

概要 オハイオ・スタジアム The Horseshoe, 施設情報 ...
概要 所在地, 座標 ...

1996年から1999年には、プロサッカーリーグ・MLSコロンバス・クルーが本拠地としていた。またコロンバス市内でも有数のコンサート会場としても使用され、過去にローリング・ストーンズピンク・フロイドら数多くのアーティストがここで公演を行っている。

1974年3月22日には、オハイオ・スタジアムは内務省国立公園局国家史跡登録簿に登録されている。

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歴史

1912年、オハイオ州立大学はビッグ・ナイン・カンファレンス(ビッグ・テンの前身)に加盟した。このときバックアイズが本拠地にしていたオハイオ・フィールドについて、観衆が入りきらない懸念が浮上した。大学上層部の会議で、この問題が取り扱われるようになった。

1918年、建築家ハワード・ドワイト・スミスのデザインしたスタジアム案が会議で報告され、のちに新スタジアム建設が決まった。しかし資金繰りが苦しかったため、1920年10月から寄付を募ることになった。大々的にキャンペーンを行い、またこの年にバックアイズがカンファレンス優勝したこともあって、寄付は100万ドルほど集まった。

1921年8月3日、新スタジアム建設開始式典が開催され、建設がスタート。完成は1922年のフットボールシーズン開幕に間に合い、10月7日のオハイオ・ウェスリアン・バトリングビショップスオハイオ・ウェスリアン大学)戦で開場した。66,210人収容の新スタジアムで行われたこの試合に集まった観衆は25,000人ほどだったが、2週間後のミシガン・ウルヴァリンズミシガン大学)戦には71,385人の観客が詰めかけた。

フィールドのは、天然芝から人工芝に変わり(1970年)、天然芝に戻され(1990年)、そして芝が重い損傷を受けたため2007年には再び人工芝になる。また、1923年からフィールドに陸上競技用のトラックが設置され陸上競技場としても使用されてきたが、これは1999年から2000年にかけて行われた改修で撤去された。

フィールドと同様に観客席も何度か改修されており、現在の収容人数は101,568人と、開場時から35,000人以上増加した。ここの他に100,000人以上を収容できるアメリカンフットボールスタジアムは、ミシガン・スタジアムミシガン州アナーバー、107,501人)、ビーバー・スタジアムペンシルベニア州ステートカレッジ、107,282人)、ニーランド・スタジアムテネシー州ノックスビル、104,079人)の3つのみである。オハイオ・スタジアムの1試合の最多観客動員記録は、2006年11月18日のミシガン・ウォルヴァリンズ戦で105,708人である。ただ、これだけ大きくなっても、蹄鉄型のスタジアムの形状は開場以来変わっていない。

コンサートとしての開催の実績ではピンク・フロイドビリー・ジョエル&エルトン・ジョンU2ローリング・ストーンズメタリカテイラー・スウィフトらが行った。

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脚注

外部リンク

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