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オールド・タウン・ロード

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オールド・タウン・ロード (Old Town Road) は、ラッパーリル・ナズ・Xの楽曲。デビューEP「7」のリードシングルとして、2018年12月3日に発売された。

概要 「Old Town Road オールド・タウン・ロード」, リル・ナズ・X の シングル ...

概要

本楽曲(および後述するリミックス)は、カントリー音楽とラップという異なる2つのジャンルを融合させたことで反響と論争を呼び[1][2]、結果的に、「カントリー・ラップ」と呼ばれるジャンルを一気にメインストリームに押し上げる役割を果たした。

バックトラックは、オランダのプロデューサー、YoungKioが制作して販売していたものに基づいている。YoungKioは、ロック界のビッグネームであるナイン・インチ・ネイルズが2008年にリリースしたアルバム『Ghosts_I-IV』に収録されている「34 Ghosts IV」をサンプリングしてこのトラックを制作したが、リル・ナズ・Xは、30ドルで購入したこのYoungKioのトラックに遭遇するまで、ナイン・インチ・ネイルズは聞いたことがなかったという[3]

リミックス

2018年12月3日にオリジナル版がリリースされた翌日、リル・ナズ・Xはツイッターで、テレビで知っていたカントリー歌手のビリー・レイ・サイラスが参加してくれたらうれしいという希望を述べた[4]。これがレコード会社を介して最終的にサイラスの耳に入り、本人が楽曲を気に入ったことで共演が実現した[5]。こうして、2019年4月5日にサイラスが参加したリミックス「オールド・タウン・ロード feat. ビリー・レイ・サイラス」がリリースされると、ミュージック・ビデオの効果もあって、SNS上で注目を集め、世界的に大きな話題となった[1]

リミックスがリリースされる前の2019年3月22日に、本楽曲(オリジナル版)の成功によって、リル・ナズ・Xはコロムビア・レコードと契約し[6]、それにより、楽曲の販売・配信やラジオでのオンエアもスムーズに進むこととなった。

チャートでの成功

こうして幅広い層にアピールすることに成功した本楽曲は、Billboard Hot 100で最長記録となる19週連続1位を達成し[1]全英シングルチャートでも1位にランクインした。また、アメリカレコード協会(RIAA)認証トリプルプラチナ等級を受けた。リミックス版はRIAAによって「14xプラチナ」[注釈 1]に認定された[7]

第62回グラミー賞では、EP「7」も含め、「レコード・オブ・ザ・イヤー」をはじめとする3部門にノミネートされた[1]

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脚注

外部リンク

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