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カルミン
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カルミンは、株式会社明治(旧・明治製菓)から販売されていた清涼菓子である。1921年(大正10年)に販売が開始されており[1]、同社のロングセラー商品の一つであった。
特徴
炭酸カルシウムが配合された白色のミント錠菓(タブレット状の菓子)であり、表面には「MS」の文字(明治製菓の略)が刻印されている。商品名は「カルシウム」「ミント」に由来しており[2][3]、着色料のカルミンとは無関係。
歴史
1921年(大正10年)に東京菓子株式会社(のちの明治製菓)から発売され、宣伝にはハロルド・ロイドが起用された[2]。1925年(大正14年)に「ココアカルミン」、1928年(昭和3年)に「パパイヤカルミン」、1932年(昭和7年)には「チェリーカルミン」が発売[3]されており、一時期はストロベリーミントの「苺カルミン」も存在していた[1]。
ある時期(時期不明)より、明治製菓シンガポール(明治製菓のシンガポール現地法人、1974年設立)にて製造されるようになり、明治製菓は日本での輸入元となっている[4]。
2009年3月[5]にリニューアル発売され、同時にイチゴ味の「カルミンイチゴ」を新たに発売したのに続き、同年、明治製菓(法人としては現在のMeiji Seikaファルマ)と明治乳業(法人としては現在の明治)の経営統合により「meiji」のロゴマークをCI仕様に切り替えた。
大正時代から発売されていた菓子では息の長いロングセラー商品であったが、2015年3月末をもって生産を終了、発売から94年の歴史に幕を下ろした[1][6]。
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脚注
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