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カワイワシ

コイ目コイ科クセノキプリス亜科の淡水魚 ウィキペディアから

カワイワシ
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カワイワシ(川鰯、䱗/살치、学名:Hemiculter leucisculus)は、コイ目コイ科クセノキプリス亜科の淡水魚。和名の由来は外見がマイワシに似ているため[1]

概要 カワイワシ, 分類 ...
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分布

中国朝鮮半島台湾ベトナム極東ロシアに自然分布する[2]

日本[2]イランイラクカザフスタンウズベキスタントルクメニスタンアフガニスタン南ロシアアゼルバイジャンアルメニアに移入されている[3][4][5]。日本では2000年代以降岡山県百間川に、鑑賞用に輸入されたと推測される個体が移入[6]

形態

体は細長く、よく側偏し、側面〜腹面は銀白色、背面は緑褐色である。鱗は薄くて大きく、非常に剥がれやすい。口はやや尖り、斜め上向きにつく。胸鰭が大きく発達し、それ以外の鰭はやや小さい。繁殖期のオスは頭部に追星が現れる。全長は最大で30cm前後。

生態

止水域、流水域を問わず、低地のあらゆる水域で普通に見られる。動きは素早く、水面付近を群れで泳ぎ回る。藻類を中心に、植物の欠片、甲殻類、昆虫など様々なものを食べる。環境適応能力、繁殖力ともに高く、比較的汚染された水域でも生存できる[7]

繁殖期は5〜6月で、流れの穏やかな浅所に移動して産卵する。生後1年半(中国東北部では2年半)で成熟し、メスの抱卵数は8000〜18000粒[8]。卵は粘着性を有し、水中にまき散らされたのち、石や水草に付着する[9]

出典

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