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カンタル (チーズ)

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カンタル (チーズ)
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カンタルチーズ Cantal は、フランスオーヴェルニュ地方カンタル県原産のセミハードタイプのチーズ。カンタル県周辺の他県でも生産されている[1]

概要 カンタル Cantal, 分類 ...

紀元前にまで遡ると言われる歴史の古いチーズである。サレールライオールなどは同じ地方の、同じ製法による、更に産地が限定されたAOCチーズである。

テクスチャは象牙色ないしクリーム色で肌理が粗く、表皮は熟成に従って厚くなり、それにつれて内部までオレンジ色を帯びてくるようになる。熟成の具合によって、以下のように呼ばれる:

  • Cantal jeune : 熟成が2か月以下のもの。
  • Cantal entre-deux : Cantal doréとも呼ばれ、熟成2か月-6か月で、表皮が厚くなる前の段階のもの
  • Cantal vieux : 熟成が6か月を越え、表皮が内部まで食い込むように厚みを増すようになったもの

また、さらに熟成が進んで水分が飛んで、濃厚な味わいになったものをCroutardと区別して呼ぶ場合がある。

径の小さい小型の物はプチ・カンタル Petit Cantal、更に小型のものはカンタレ Cantaletとも呼ばれる。

2013年のフランスにおけるAOPチーズの生産量ではカンタルチーズが13,718トンで4位となっている[2]

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脚注

関連項目

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