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カード占い

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カード占い
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カード占い(カードうらない、英語: cartomancy)は、カードのセットを使った占い。

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The Fortune Tellerアール・ヌーヴォーの画家ミハイル・ヴルーベリによって描かれたカード占い師

概要

14世紀にトランプが初めてヨーロッパに広まってから程なくしてカード占いの形態が登場した[1]。カード占いを行う人は、英語では一般的にカード占い師cartomancer)やカードリーダーcard reader)、または単にリーダーreader)と呼ばれる。

カード占いは、一般的な占いの中では最も古いもののうちの一つである。英語圏の国々で最も一般的なカード占いはタロット占いであり、これらの国々では占いはもっぱらタロットカードが利用されている[2]

トランプを使ったカード占いは、18世紀から20世紀にかけて、カード占いの最も一般的な形式だった。英語圏の国々ではタロットカードはトランプよりもより一般的に使用されているが、アングロアメリカにおけるコントラクトブリッジポーカーを遊ぶための標準的なカードセット、つまり、トランプからジョーカーを除いた各スート13枚の計52枚のセットも使用することができた。また、ジョーカーや、セットのパッケージに含まれていた空白のカードでさえ使うこともあった。 フランスでは、カード占いには一般的にピケに使われる32枚組のセットのカードが用いられるが、52枚組のトランプのセットもまた用いられることがある。

日本では、タロットカードやトランプを用いたカード占いの他に、近年ではオラクルカード[3]スピリチュアルカードリーディングカードといったカードが市場に出回り、それらを用いたカード占いも行われている。

オラクルカード

オラクルカードとは、カード占いに使うカードの一種で、何枚かのセットになったカードの中から、偶然引いたカード[3]を元に占う。オラクルカードは、書物占いをカードにして簡略化することで占いやすくしたもの[3]とされ、また、最も古いオラクルカードは1970年代に出版された[4]とされている。 オラクルカードのセットの枚数は様々であり決まっていない。

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一般的な占いの例

トランプを用いた最も一般的なカード占いに「運命の輪(Wheel of Fortune)」と呼ばれるものがある[2][5]。この占いでは、占いをする人はランダムにカードを取り出し、その順番からカードの意味を読み解く[2]。カードの解釈は地域により異なるが、占いによる一般的な意味は次の表の通りである。

さらに見る カード, 解釈 ...
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脚注

外部リンク

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