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カール5世のアントワープ入城
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『カール5世のアントワープ入城』(カール5せいのアントワープにゅうじょう、ドイツ語: Der Einzug Karls V in Antwerpen)は、ハンス・マカルトによる巨大な歴史画。『五感』と並ぶマカルトの代表的な絵画作品である。
解説


ピーテル・パウル・ルーベンス(1577年生)の生誕300年を記念して、1878年に制作された[1]。公開から数日のうちに、3万人を遥かに超える人々が美術館に押し寄せ、町はこの話題でもちきりだったという[1]。
キュンストラーハウスに押しかけた見物人はあらゆる階層にわたっており、まだこの絵をみていないものなど話にならないといった風であった。入口の混乱を整理するために警察まで出動した。……この異常な人気にはわけがある。これはウィーンでこそ描かれる絵であって、もっと正確には、ウィーンがおのずから描きだした絵というべきだろう。 — 3月24日付新聞記事より
ハプスブルク家の領土をスペインとその属領に及ぼした神聖ローマ皇帝カール5世を中央に描き、裸に近い女人群像ときらびやかな衣装をまとう人々をその周囲に配置した、豪華絢爛な作品である[1]。
縦に520cm、横に952cmという巨大な絵画であり、現在収蔵されているドイツ・ハンブルク美術館では、展示室の中で圧倒的な存在感を放っている。
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出典
参考文献
関連論文
関連項目
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