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ガオ・ギニー隕石
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ガオ・ギニー隕石(ガオ・ギニーいんせき、英語: Gao-Guenie meteorite)は、1960年3月5日にブルキナファソに落下した隕石である。元々はガオ隕石(ガオいんせき、英: Gao)とギニー隕石(ギニーいんせき、英: Guenie)という別の名前が付けられていたが、後に同じものであるとして名称が統合された。
概要
ガオ・ギニー隕石は、1960年3月5日17時頃(現地時間)にブルキナファソ(当時はフランス共同体内のオートボルタ自治共和国[2])南部、ガーナとの国境付近にあるガオ村とギニー村の周辺で観測され、落下した[3]。H5、普通コンドライトに分類される[1]。落下音は100キロメートル離れた首都ワガドゥグーでも聞くことができた。目撃者の証言では、立ち木を裂き、ニワトリ小屋が壊れたとされる。回収された隕石の中で最大のものは、10キログラムの重さがあった[4]。
元々ガオ・ギニー隕石は、ガオ隕石(英語: Gao (Upper Volta) 、Gaoと省略されることもある)とギニー隕石(英: Guenie)という2つの別の隕石であるとされていた。これは、1960年3月5日にガオ隕石が、同年4月にギニー隕石が別々に落下したとされていたからである。しかし研究が進み、2つの隕石は互いに区別が付かず、落下は3月5日の1回のみであるということが明らかになった。これを受け、1999年に、隕石命名委員会が2つの隕石を統合し、ガオ・ギニー隕石とした[1][5]。
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脚注
関連項目
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