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ガドリニウムの同位体
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ガドリニウム(Gd)の同位体のうち天然に生成するものには、154Gd、155Gd、156Gd、157Gd、158Gd、160Gdの6種類の天然同位体と152Gdという1種類の放射性同位体があり、天然存在比が24.84%の158Gdが最も多い。160Gdは二重ベータ崩壊すると推測されているが、半減期は1.3×1021年以上と見積もられ[1]、未だ観測されたことはない。
29種類の放射性同位体が知られ、最も安定な152Gdの半減期は1.08×1014年、150Gdの半減期は1.79×106年である。その他は全て74.7年以内で、そのほとんどは24.6秒以内である。4種類の核異性体もあり、安定なものは143mGd (半減期110秒)、145mGd (半減期85秒)、141mGd (半減期24.5秒)である。
最も安定な158Gdよりも軽い同位体は電子捕獲によりユウロピウムに、158Gdよりも重い同位体はベータ崩壊によりテルビウムに崩壊する。
153Gdは、240.4±10日の半減期で41KeVと102KeVに強いピークを持ったガンマ線を放出しながらガンマ崩壊する。これは、X線吸光光度分析法や骨粗鬆症のための骨密度測定等のX線源として用いられる。
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