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キウス周堤墓群
北海道千歳市にある縄文後期の集団墓 ウィキペディアから
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キウス周堤墓群(キウスしゅうていぼぐん)は、北海道千歳市にある縄文後期の集団墓8基で構成される史跡[4]。石狩低地帯を臨む緩斜面に位置する[5]。1979年10月23日に国指定の史跡となった[3]。2021年(令和3年)、「北海道・北東北の縄文遺跡群」として世界文化遺産に登録された。
概要
史跡内には、縄文時代後期(およそ3200年前[1])に作られたとされる、複数の墓が点在する。墓はそれぞれ「 - 号」と割り振られており、全8基の墓が存在する。縄文時代に作られた墓としては、日本最大。
名称は墓の周りを堤が囲っていることから名付けられたもの。現在地表面で見られる各々の墓は、円状に土を掘ったのち、掘った土をその周囲に盛って作られた。史跡で見つかっているものには盛土遺構や建築物の跡も見られる。出土したものには土器や木製品などがあり、江別市に位置する北海道立埋蔵文化財センターで保存、見学することが可能である。
学説史
データ
- 史跡面積 - 約5万m2[1]
- 史跡指定日 - 1979年10月23日
- 最大墓 - 直径75m、高さ5m、深さ(墓穴)2m
- 所在地 - 北海道千歳市中央410-2他
- 管理 - 千歳市役所教育委員会埋蔵文化財センター
- 1号墓坑
- 2号墓坑
- 4号墓坑
- 5号墓坑
- 国道337号に分断されている状況
設備
2025年4月25日、隣接地にガイダンスセンターがオープン。これに伴い、遺跡内にも遊歩道と見学用デッキが設けられ、車椅子でも進入できるようになったが、ルートを外れて周堤墓内に立ち入ることは出来なくなった[8]。
- ガイダンスセンター外観
- ガイダンスセンター展示物
- 遊歩道
- 展望デッキ
脚注
参考文献
関連項目
外部リンク
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