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キッコウリュウ
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キッコウリュウ(亀甲竜[2]、Dioscorea elephantipes (ディオスコレア・エレファンティペス[2][3])、英: elephant's foot、アフリカーンス語: Hottentotsbrood)は、ヤマノイモ科ヤマノイモ属(ディオスコレア属)に属する落葉性多年生植物[2]。
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名称

茎頂から1本の蔓が伸びるためツルカメソウ(蔓亀草)とも呼ばれる[4]。また、英名elephant's footは直訳すると「ゾウの足」。そのためゾウノアシソウ(象の足草)とも呼ばれる[4]。種小名elephantipesもここから。シノニムの属名Testudinariaはカメに由来する。これは塊茎が亀甲状であることから。
分布
特徴
高さ約50cm、幅約1mで生育は極めて遅い[2]。木質でドーム型の塊茎を持つ多肉植物[2]。塊茎(塊状の根茎)は直径30-100cm,表面には木質の角張ったこぶ状の突起があり亀甲状となっている[4]。一年生の蔓状茎を伸ばす[2]。花は黄色で、秋に開花する[2]。耐えることのできる最も低い温度は10℃[2]。日向を好み、土壌は水捌けの良いところを好む[2]。
利用
塊茎にはデンプンが豊富に含まれており、俗にホッテントットパンと呼ばれるように、アフリカの一部民族が食用とする[5]。サポニンが非常に多く含まれており、食用とするにはそれら有毒な化合物の除去処理が必要で、本種を入手する為にも多大な労力が必要とされるため、現在では飢餓の時にのみ消費されている[6]。
ギャラリー
- ドーム型の巨大な塊茎
- 塊茎。亀甲模様をしている。
- 葉。
- 黄色い花。
出典
関連項目
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