キャンティ

この項目では、ワインについて説明しています。 イタリア料理店については「キャンティ (イタリア料理店)」をご覧ください。 テレビアニメのキャラクターについては「アンデルセン物語」をご覧ください。

キャンティ（Chianti）は、イタリア・トスカーナ州のキャンティ地方で生産されるワイン^[1]。

キャンティ
DOCG	Chianti
制定年月日
収穫量（ブドウ/ha）	q
最大収穫量	%
ブドウの自然アルコール度数	%
ワインの最低アルコール度数	%
最低乾燥エキス分	‰
製造用に許可されたブドウ品種
サンジョヴェーゼ：70.0 - 100.0% 当地域特産の他のワイン用ブドウ：0.0 - 30.0% (内白ブドウ0.0 - 10.0%、カベルネ・ソーヴィニヨンおよびカベルネ・フラン0.0 - 15.0%（一品種あたり10%まで）)
出典：Ministero delle politiche agricole

キャンティ

「黒い鶏」のエンブレム

太い黒枠内がキャンティの生産地域として保護されている

ブドウ品種はサンジョヴェーゼを75-100%と主体にして、カナイオーロ・ネーロやマルヴァジーア、トレッビアーノを混醸することが可能である^[2]。伝統的な藁苞の瓶も有名であるが、今では少数派となっている。

DOCGの認定を受けており、伝統的にキャンティワインを作りつづけてきた地域は、黒い鶏の紋章を付けたキャンティ・クラシコ（イタリア語版）という名で区別する^[1]。こちらは1996年に別のDOCGとして認定されている。