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キャンプ・ボニファス
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キャンプ・ボニファス(Camp Bonifas、朝鮮語:캠프 보니파스)は朝鮮半島軍事境界線沿いの共同警備区域(JSA)、板門店にある国連軍の軍事基地。軍事境界線の南側400メートルに位置し[2]、非武装地帯の北側境界から2400メートルに位置する。旧名キャンプ・キティホーク(Camp Kitty Hawk)。2006年には国連軍より大韓民国に返還されている。


キャンプ・ボニファスは、共同警備区域の本拠地に当たり、その本来の任務は朝鮮戦争休戦協定の実施状況の監視にある。この他、非武装地帯とその周辺での国連軍の活動の見学ツアーの護衛にも当たっている。このキャンプには、非武装地帯や共同警備区域関連商品を扱うギフトショップもある。
近くで起きたポプラ事件で殉職したアーサー・ボニファス大尉(Arthur G. Bonifas;少佐に特進)を偲んで、1986年8月18日、キャンプ・ボニファスと改称[3][2]。
ここには1ホール・パー3で人工芝のグリーンを持つゴルフコースがある。ここは三方を地雷原に囲まれており[4]、アウト・オブ・バウンズになったボールが地雷を直撃し爆発させたこともあるため、スポーツ・イラストレイテッドに「もっとも危険なゴルフコース」と呼ばれている[4]。
このキャンプは軍事基地としては極めて小規模であり、ワシントン・ポストのケヴィン・サリヴァンの1998年の報告では「いくつかの建物があり、周囲は三重の有刺鉄線で囲まれており、軍事境界線 から440ヤードの位置にある。少し大きめのボーイスカウトキャンプのようだ」と述べている[4]。
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関連項目
- ポプラ事件 このキャンプが「ボニファス」と呼ばれるきっかけとなった事件。
参考文献
外部リンク
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