トップQs
タイムライン
チャット
視点

キープ (通貨)

ラオスの通貨単位 ウィキペディアから

Remove ads

キープあるいはキップ (Kip) は、ラオス通貨単位。ISOによる略称はLAK。2023年8月16日現在、1USドル=1万7,296キープ[1]。補助通貨単位はアット (Att) で、1キープ=100アット。

概要 キープ, ISO 4217コード ...

1979年に行われたデノミネーションによって100旧キープが1新キープとなった。

現在流通している貨幣単位は、100,000、50,000、20,000、10,000、5,000、2,000、1,000、500、100、50、20、10、5、1キープである。ただし100キープ以下は既に古銭扱いで、500キープも流通は稀である。そのため500キープの釣銭が発生した場合で500キープの現金がない場合は、1000キープ単位に切り上げ・切り捨てられるか、駄菓子類などの現物が釣銭代わりとなる。硬貨は以前は10・20・50アットが存在したが、現在発行・流通していない。

国内経済がタイとの交易に依存していることからタイ・バーツ、更に国境を接する中国人民元やUSドルが国内で日常的に流通していたが、ラオス政府の自国通貨使用運動により、少なくとも価格表示はほぼキープ表記になっており、外貨は使えてもレート面で不利なことも多くなっている。

Remove ads

紙幣

紙幣は5 kip、10 kip、20 kip、50 kip、100 kip、500 kip、1000 kip、2000 kip、5000 kip、10000 kip、20000 kip、50000 kip、100000 kip。現在ではほぼ1000 kip紙幣以上だけが使用されているが、稀に500キープも見かける。

なお、1988年までに発行された500 kip紙幣までは表に旧国章が描かれ、2003年以降に発行された1000 kip紙幣以降は1991年に制定された現国章が描かれている。

さらに見る 図柄, 額面 ...
Remove ads

歴史

第二次大戦中から戦後

社会主義革命後

  • 1975年12月の社会主義革命後「ラオス人民民主共和国」が成立、1976年6月13日に新キープ(通称「パテート・ラオ (Phathet Lao)」キープ、または「解放キープ (liberation kip)」)が1パテートラオ・キープ=20王国キープの交換レートで導入された。
  • 1979年12月16日デノミ、通貨改革が実施され、新キープ(通称「ラオス人民民主主義共和国 (Lao PDR) キープ」または「国立銀行キープ (National Bank kip)」)が導入された。1新キープ=100旧(解放)キープとされた。
さらに見る 現在のLAKの為替レート ...
Remove ads

記号の符号位置

さらに見る 記号, Unicode ...

脚注

外部リンク

Loading related searches...

Wikiwand - on

Seamless Wikipedia browsing. On steroids.

Remove ads