トップQs
タイムライン
チャット
視点

ギニア湾

西アフリカにある湾 ウィキペディアから

ギニア湾map
Remove ads

ギニア湾(ギニアわん、英語:Gulf of Guinea、フランス語:Golfe de Guinée、スペイン語:Golfo de Guinea、ポルトガル語:Golfo da Guiné)は、西アフリカ中央部にある大湾。ニジェール川ヴォルタ川コンゴ川などが注ぎ、湾内に緯度0度(赤道)と経度0度(本初子午線)の交点(ヌル島)がある。

概要 ギニア湾, 座標 ...

カメルーン火山列はギニア湾に近いカメルーン山から北のチャド湖に向かって引かれている凝灰岩の火山列で、ビオコ島サントメ・プリンシペの列島まで続くと考えられ、大陸地殻から海洋地殻まで連続する地質学的に珍しい場所である。

沿岸部ではかつて、ヨーロッパとの貿易商により奴隷象牙穀物などが取り引きされた。1980年代に石油資源が発見され、以後盛んに開発が行なわれている。

Remove ads

沿岸国

ギニア湾の島々

エロベイ諸島小エロベイ島大エロベイ島)赤道ギニア

コリスコ島(赤道ギニア及びガボンの係争地)

ビオコ島(赤道ギニア、火山島)

ボンボン島(サントメ・プリンシペ)

プリンシペ島(サントメ・プリンシペ、火山島)

カロス島(サントメ・プリンシペ)

カブラス島(サントメ・プリンシペ、火山島)

サントメ島(サントメ・プリンシペの首都サントメがある、火山島)

ロラス島(サントメ・プリンシペ、赤道直下のモニュメントがある)

アンノボン島(赤道ギニア、火山島)

石油資源

  • 1980年代より資源探査が進められ、湾内の大陸棚に世界屈指の埋蔵量を誇る油田、天然ガス田があることが確認された。
  • 沿岸国のナイジェリア、湾内のビオコ島を領有する赤道ギニア、サントメ・プリンシペなどにより海底油田の開発が進められている。

海賊

海賊行為が発生していて、2011年10月国連安全保障理事会がギニア湾での海賊行為及び武装強盗に非難決議を採択した[1][2]。2018年1月から6月までにナイジェリアを拠点とする海賊に商船や漁船が襲われ船員35人が誘拐されている[3]2022年5月19日にもIMOこと国際海事機関も対処を求める事態となり[4]、国連安保理も5月31日にこれらの海賊行為や武装強盗を非難する決議第2634号を全会一致で採択した[5]

脚注

関連項目

Loading related searches...

Wikiwand - on

Seamless Wikipedia browsing. On steroids.

Remove ads