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ギラモア子爵

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ギラモア子爵(ギラモアししゃく、: Viscount Guillamore)は、アイルランド貴族の爵位。1831年に創設され、1955年に廃絶した。

歴史

アイルランド財務府裁判所主席裁判官英語版スタンディッシュ・オグレイディ(1766–1840)は裁判官引退とともに、1831年1月28日にアイルランド貴族であるリムリック県におけるロックバートンのオグレイディ男爵とリムリック県ケア・ギラモアにおけるギラモア子爵に叙された[1]1800年合同法の施行以降、新しいアイルランド貴族爵位の創設には3つのアイルランド貴族爵位の廃絶が必要であり、さらに一度廃絶として扱われたロスコモン伯爵が復活したため、ギラモア子爵位の創設はアルスター伯爵キャッスル・クート男爵バリーモア伯爵カーハンプトン伯爵の廃絶を理由とした[1]

初代子爵の息子である2代子爵スタンディッシュ・ダービー・オグレイディ英語版(1792–1848)は陸軍の軍人で、襲爵以前にホイッグ党所属庶民院議員を務めた[1]

2代子爵の後はその息子4人が相次いで爵位を継承したが、全員後継者たる男子に恵まれず[2]、6代子爵の死後は2代子爵の弟の孫3人が相次いで爵位を継承、1955年に9代子爵が未婚のまま死去すると爵位が廃絶した[3]

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ギラモア子爵(1831年)

  • 初代ギラモア子爵スタンディッシュ・オグレイディ(1766年 – 1840年)
  • 第2代ギラモア子爵スタンディッシュ・ダービー・オグレイディ英語版(1792年 – 1848年)
  • 第3代ギラモア子爵スタンディッシュ・オグレイディ(1832年 – 1860年)
  • 第4代ギラモア子爵パジェット・スタンディッシュ・オグレイディ(1835年 – 1877年)
  • 第5代ギラモア子爵ハードレス・スタンディッシュ・オグレイディ(1841年 – 1918年)
  • 第6代ギラモア子爵フレデリック・スタンディッシュ・オグレイディ(1847年 – 1927年)
  • 第7代ギラモア子爵ヒュー・ハモン・マッシー・スタンディッシュ・オグレイディ(1860年 – 1930年)
  • 第8代ギラモア子爵リチャード・スタンディッシュ・オグレイディ(1867年 – 1943年)
  • 第9代ギラモア子爵スタンディッシュ・ブルース・オグレイディ(1869年 – 1955年)
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出典

参考文献

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