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クララ・イートン・カミングス

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クララ・イートン・カミングス
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クララ・イートン・カミングス(Clara Eaton Cummings、1855年7月13日1906年12月28日)は、アメリカ合衆国植物学者である。隠花植物を専門とした。ウェルズリー大学教授を務めた。

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クララ・イートン・カミングス

略歴

ニューハンプシャー州プリマスに生まれた。1878年からウェルズリーの植物博物館の学芸員をした後、1879年からウェルズリー大学の一般植物学の准教授となった[1][2] 。1886年から1887年の間はチューリッヒ大学のドデル=ポルト(Arnold Dodel-Port)教授のもとに留学し、各国の植物園を視察し何人かの有名な植物学者と会った[3]。帰国後、専門を隠花植物とした。

ハリマン探検隊(1899年に鉄道王エドワード・ヘンリー・ハリマンの資金で行われたアラスカ探検)が集めた地衣類、217種の目録を1904年に発表した。217種の中には、アラスカでは初めて発見された76種や2種以上の新種が含まれていた[4]。1905年にジャマイカに地衣類の収集旅行を行った。1906年にカミングスが没した後、コレクションはニューヨーク植物園に送られた[5]

野生植物保全協会(Wild Flower Preservation Society)の雑誌、"Plant World"の編集者を務め、1904年にAmerican Association of the Society of Plant Morphology and Physiology(1906年にアメリカ植物学会に統合される。)のフェローに選ばれた[6]米国科学振興協会ボストン自然史協会の会員だった。

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著作

  • Catalogue of Musci and Hepaticae of North America, North of Mexico (1885)[6]
  • The Lichens of Alaska (1904)[7]

参考文献

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