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クロスキハシコウ

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クロスキハシコウ
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クロスキハシコウ(黒隙嘴鸛、学名:Anastomus lamelligerus)は、コウノトリ目コウノトリ科に分類される鳥類の一種である。別名クロスキバシコウ

概要 クロスキハシコウ, 保全状況評価 ...
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分布

サハラ以南のアフリカ全域、マダガスカルに分布する。

形態

全長約92cm。体全体が緑紫色の光沢のある黒色である。嘴は暗い灰褐色、脚は黒色である。

幼鳥は全身が褐色がかっていて、頭から頸にかけてが白い羽毛が混じる。

本種を含めたスキハシコウ属の種は嘴の上下に隙間があいており、和名の「スキハシコウ」の由来となっている。

生態

河川、湖沼や、湿地などに生息する。

主に、タニシドブガイなどの貝類を食べる。蓋と貝殻や貝殻同士の隙間に下嘴を突っ込み、中身を取り出して食べる。カエルや昆虫類などの小動物型を食べることもある。

水辺の木の上やアシ原に、小規模のコロニーを形成して繁殖する。1腹2-5個の卵を産む。

亜種

以下の2亜種に分類される。

  • Anastomus lamelligerus lamelligerus クロスキハシコウ
  • Anastomus lamelligerus madagascariensis マダガスカルスキハシコウ

参考文献

  • 『世界の動物|分類と飼育 コウノトリ目+フラミンゴ目』、財団法人東京動物園協会、1985年、52頁
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