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ゲーム物管理委員会

韓国のコンピューターゲーム公的審査機関 ウィキペディアから

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ゲーム物管理委員会(ゲームぶつかんりいいんかい、게임물관리위원회Game Rating and Administration Committee、GRAC)は、韓国青少年保護法に基づき設置されているコンピュータゲームの公的倫理審査機関である。

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ゲーム物管理委員会(GRAC)のロゴ

2006年10月30日に成立したゲーム産業振興法[1]に伴って映像物等級委員会より分離される形で発足したゲーム物等級委員会(ゲームぶつとうきゅういいんかい、게임물등급위원회Game Rating Board、GRB)を前身としており[2]2013年5月に改正されたゲーム産業振興法による組織改編を経て、同年12月より現在の名称となった[2]

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レイティング表示

ドイツソフトウェア事前審査機構(USK)と同様、GRACのレイティングは法的かつ絶対的な拘束力を持っており、対象年齢に達しない者にゲームを提供(販売・譲渡・貸与・映写)した違反者は青少年保護法により刑事罰が科される。そのため、全年齢対象以外のタイトルは全て「〜歳以上対象」ではなく「〜歳未満禁止」と明確に表示される。対象年齢表示は色分けされており、それぞれ

さらに見る 緑 = ALL/全年齢対象 (전체이용가), 青 = 12+/12歳未満禁止 (12세 이용가) ...

となっている。なお、このレイティングはパソコンゲーム家庭用ゲームオンラインゲーム携帯ゲームに適用されるが、アーケードゲームは「全年齢対象」と「19歳未満禁止」の2段階のみと規制が緩くなっている。

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審査基準

要約
視点

2007年3月以前

2007年3月までは「性表現」「暴力表現」「犯罪・反社会的行為」「言葉づかい(スラング)」「賭博」の5項目についてが対象となり、対象年齢表示以外に以下の要素が含まれている割合を0〜3個の星で表示することが義務付けられていた。

さらに見る 要素\区分, 全年齢対象 ...

2007年4月以降

2007年4月に対象年齢のアイコンが現在のものに変更され、またこれ以降に発売のソフトは「対象年齢」と「対象年齢を決定する理由」となった表現(コンテンツディスクリプター)のアイコンをパッケージ表面に表示することが義務付けられている(日本のコンピュータエンターテインメントレーティング機構(CERO)やヨーロッパの汎欧州ゲーム情報(PEGI)のコンテンツアイコンはパッケージ裏面のみの表示)。

対象となる表現は上記の5項目に「暴力・脅迫」と「アルコール・たばこ・麻薬」を加えた以下の7項目となっている。全年齢対象のソフトに対しては「暴力表現」以外のアイコンは表示されない。

特に、賭博の規制は他のレイティング機関より厳しく、CEROA(全年齢対象)ないしCEROB(12才以上対象)に区分されているソフトであっても、ゲーム内にスロットマシンポーカーなどのミニゲームが収録されていることや、または「射幸性がある」と判断されたシーンの存在を理由に「15歳未供禁止」や「19歳未供禁止」に区分されているソフトも存在する(チョコボの不思議なダンジョンダンジョンエクスプローラーIIボンバーマンランドなど)。

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脚注

参考文献

関連項目

外部リンク

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