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コクマルガラス

カラス科カラス属の鳥の一種 ウィキペディアから

コクマルガラス
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コクマルガラス(黒丸鴉、Coloeus dauuricus)は、スズメ目カラス科に分類される鳥類

概要 コクマルガラス, 保全状況評価 ...
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Coloeus dauuricus
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分布

種小名dauuricusは、ダウーリア地方(「ダウール族の国」、バイカル湖の東)に由来。

大韓民国中華人民共和国台湾朝鮮民主主義人民共和国日本モンゴル人民共和国ロシア東部

日本には越冬のため本州西部、特に九州に飛来する(冬鳥)。(稀に北海道、本州東部、四国にも飛来することがある。)

形態

全長33cm[1]。日本に飛来する旧カラス属では最小種。全身は黒い羽毛で覆われ、側頭部に灰色の羽毛が混じる。頚部から腹部の羽毛が白い淡色型と、全身の羽毛が黒い暗色型がいる。

嘴は細く短い。

生態

森林草原、河原、農耕地などに生息する[2]ミヤマガラスと混群を形成することもある[1]

食性は雑食で、地上を歩きながら昆虫類クモ類、鳥類の卵や雛、果実種子などを食べる。採食は移動しながら行う。[2]

繁殖形態は卵生。樹洞などに集団で巣を作り、1回に4-6個の卵を産む。主にメスが抱卵し、その間はオスがメスに捕らえた獲物を与える。給餌は雌雄共に行う。

分類

従来はカラス属として分類されていたが、現在は別属として分類することが一般的になっている。

出典

関連項目

参考文献

外部リンク

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