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コシーニャ

ブラジル風コロッケ ウィキペディアから

コシーニャ
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コシーニャポルトガル語: coxinha)は、ブラジル家庭料理の1つ[1]。外観を鶏のもも肉に見立てた、コロッケに似た料理である[1][2][3]

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コシーニャの例(外観と断面)
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揚げる前のコシーニャ

概要

ブラジルでもコロッケクロケット)は食されており、ポルトガルと同じくバカリャウ(塩タラ)とジャガイモのクロケットなども食されている[4]

コシーニャは、ブラジル特有のクロケットと言える[4]。鶏肉を用いるのが一般的である[4]

外形は円錐形であり、「涙形」「水滴形」とも表現される[4]にはマンジョッカキャッサバ芋)を用いるため、外側はサクサク、内側はもちもちとした食感となる[4]

ブラジルでは軽食としても食べられており、屋台カフェバールなどでスナック感覚で食されている[4][5]

材料については、鶏肉は必須であるが、ジャガイモは使うことも、使わないこともあるため、ジャガイモを用いた場合は「ジャガイモのコシーニャ」と呼び分ける場合もある[4]

作り方の例

  1. 茹でた鶏むね肉を細かく裂く[5]
  2. 裏ごししたキャッサバで包み、成形する[5]
    型に入れて成型することもある[4]
  3. 細かいパン粉を付けて、油で揚げる[5]
    オーブンで焼き上げるスタイルもある[4]

細かい材料、製法は地域や店、家庭によって様々に異なる[4]。例えば、中にゆで卵を入れることもある[6]

名称と発祥

名称は「腿」を意味する「コシャ(coxa)」に由来し[1][3]、コシーニャだと「小さなもも肉」くらいの意味合いとなる[4]

コシーニャの発祥については定かではないが、以下のような説が信じられている[7]

  • サンパウロの工業化が進んだ時代に、工場の前で毎朝鶏もも肉の焼き鳥を売っていたが、食べる際に手が汚れないようにコシーニャを作った。
  • イザベル・ド・ブラジルの息子は鶏もも肉だけ食べることが出来た。そこで、宮殿のシェフが鶏もも肉に外観を似せたコシーニャを考案した。

出典

関連項目

外部リンク

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