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コズミン森の戦い
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コズミン森の戦い(ポーランド語: Bitwa pod Koźminem)とは、ポーランド王国とモルダヴィア公国との間で行われた戦いである。
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経過
ポーランドはオスマン帝国のバルカン進出を食い止めるべく、戦役を行おうとした矢先にモルダヴィア公国の侵入を受けた。ポーランド王ヤン1世は、モルダヴィアを統制するために、弟のジグムントをモルダヴィアの公位につけるべく、モルダヴィアに出兵しスチャヴァを包囲した。だがモルダヴィアの焦土戦術、気候の悪化による疾病の蔓延により、スチャヴァ攻囲戦は完全に失敗し、コジミン森の細い街道を退却中に、モルダヴィア軍の襲撃を受け、総動員軍の多数が戦死した。
戦後
この敗戦により、モルダヴィアの制圧に失敗したポーランドは以後、オスマン帝国のスルタンスレイマン1世によってモルダヴィアが統制されるようになるまで、モルダヴィアの反抗に悩ませ続けられる事になる。
参考文献
- イェジ・ルコフスキ、フベルト・ザヴァツキ 著、河野肇 訳『ポーランドの歴史』創土社〈ケンブリッジ版世界各国史シリーズ〉、2007年12月1日。ISBN 978-4789300537。
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