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コーンパペンの滝

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コーンパペンの滝(コーンパペンのたき、ラーオ語: ນ້ຳຕົກຕາດຄອນພະເພັງ, 英語: Khone Phapheng Falls)またはコーンパペン滝は、ラオス南部チャンパーサック県コーン郡英語版シーパンドンにあるメコン川である。コーン滝の一部であり、メコン川左岸と中州のパペン島 (Don Phapeng) の間にある。

概要 コーンパペンの滝ນ້ຳຕົກຕາດຄອນພະເພັງ Khone Phapheng Falls, 所在地 ...
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コーン滝

コーン滝 (フランス語: Chutes de Khone[1], 英語: Khone Falls) は、メコン川中州の島々が連なるシーパンドン地域のコーンパペン滝、コーンパソイ滝 (Khone Pasoi Waterfall)、リーピー滝 (Li Phi Waterfall)、ソンパミット滝 (Somphamit Waterfall)、ソピークミス滝 (Sopheakmit waterfall)、Lbak Khoun waterfall、プレアニミス滝 (Preah Nimith waterfall) など、複数の滝を含めた総称である。

滝幅は10,783mで世界1位であり[1][2]、『ギネス世界記録』で認定されている[3]

流水量は11,600m3/sで、世界5位でもある[2][4]。雨季と乾季によって流水量は大きく増減し、季節によっては49,000m3/sという記録もある[5]

滝の高さは約21メートルであるが、メコン川を利用した河川水運の妨げとなっている。フランス領インドシナであった19世紀後半、中国までの航路を開発しようと何度も試みられたが、いずれも失敗に終わった。そのため、デット島 (Don Det) とコーン島 (Don Khon) との間に連水陸路となる鉄道 (en:Don Det–Don Khon railway) が敷設された。

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周辺

コーンパペンの滝は、パークセーから大型バスでもアクセス可能であり、ラオス南部の観光地の一つである。

メコン川がカンボジアの国境となっており、対岸はプリアヴィヒア州、下流はストゥントレン州となっている。カンボジア側からも、プレアニミス滝などを見ることができる。

約4,000万年前、地殻変動により、砂岩層が隆起、複数の断層が発生した。そこをメコン川が流れたことにより、巨大な滝となった[6]

滝壺の周辺水域は川を遡上する魚が集まるため[6]メコンオオナマズ[5]などの好漁場となっている[7]カワゴンドウ(イラワジイルカ、メコンイルカ)の住処にもなっているが[8]、絶滅危惧種となっている[9][10]

脚注

関連項目

外部リンク

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