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ゴライアスガエル

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ゴライアスガエル
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ゴライアスガエルConraua goliath)は、両生綱無尾目ゴライアスガエル科に分類されるカエル。別名ゴリアテガエル

概要 ゴライアスガエル, 保全状況評価 ...
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分布

カメルーン赤道ギニア[1][2][3][4][a 1]

形態

体長17-32センチメートル[1][3]。四肢を含めた長さが80.5センチメートル[2]。最大体重3.3キログラムと無尾目最大種[2][3][4]。種小名goliathや英名は旧約聖書の巨人ゴリアテ(ゴライアスは英語読み)に由来する[4]。背面の皮膚には粒状の突起が密集する[1]。背面の体色は緑がかった黄褐色[1][4]、四肢腹面の体色は黄色や橙色[2]

幼生は全長4-5センチメートル[3]。変態直後の幼体は体長1.4センチメートル[2]。オスは左右の眼の間に黒い斑紋が入る[2]

鳴嚢(めいのう)が無いため、鳴くことがほとんどないと言われている。

生態

熱帯雨林内を流れる底質が砂で、溶存酸素量が多い水温16-23 ℃の渓流に生息する[1][2][3]。水辺からほとんど離れずに生活する。

食性は動物食で、昆虫サソリ甲殻類魚類、カエルなどを食べる[1][3]

繁殖形態は卵生。6月に岩の下にある水草に卵を産む[2]。幼生は約3か月で変態し幼体になる[2]

人間との関係

開発による生息地の破壊、水質汚染、食用やまじない用、皮用やペット用の乱獲などにより生息数が減少している[2]

ペットとして飼育されることもあり、日本にも輸入されている。流通はまれ[1]。大型種である上に跳躍力が強く、餌付きが悪いため飼育は難しいとされる[1]

脚注

関連項目

外部リンク

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