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ザ・サン、ムーン&ハーブス

ドクター・ジョンのアルバム ウィキペディアから

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ザ・サン、ムーン&ハーブス[注釈 1]』(The Sun, Moon & Herbs)は、アメリカ合衆国のミュージシャン、ドクター・ジョン1971年に発表した4作目のスタジオ・アルバム

概要 『ザ・サン、ムーン&ハーブス』, ドクター・ジョン の スタジオ・アルバム ...
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背景

レコーディングはロンドンで行われ[2][3]、「ファミリア・リアリティ」を除く全曲ともエリック・クラプトンミック・ジャガーP.P.アーノルド等が参加したセッションの録音である[4]。また、「ホエア・ヤ・アット・ムール」と「ズ・ズ・マモウ」には、クラプトンを含むデレク・アンド・ザ・ドミノスの全メンバーが参加した[4]。ドクター・ジョン自身は、本作を3枚組LPとして出そうとしていたが、実現しなかった[2][5]

評価

ドクター・ジョンは本作で初のBillboard 200入りを果たし、最高184位を記録した[1]

James Chrispellはオールミュージックにおいて5点満点中3.5点を付け「遠くで雷鳴がジャングル・ドラムのようにゴロゴロ鳴る、蒸し暑い夜に聴くのが一番」と評している[5]。また、Tim Crouseは『ローリング・ストーン』誌1971年10月28日号において「ドクター・ジョンはレオン・ラッセルと同じようなセッション・ミュージシャンのリーダーに近くなっているが、彼らを率いていくのに十分な曲に欠けている。もしドクター・ジョンが次のアルバムで、ニューオーリンズの伝統を裏切ることなく3分間の宝物12曲を作ることができれば、それは理想的というだけでなく、もう少し世間が彼に求めるヴードゥー色が強くなるだろう」と評している[3]

収録曲「ズ・ズ・マモウ」は、1987年のアメリカ映画『エンゼル・ハート』のサウンドトラックで使用された[6]

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収録曲

特記なき楽曲はマック・レベナック(ドクター・ジョン)作。

  1. ブラック・ジョン・ザ・コンクエラー - "Black John the Conqueror" - 6:23
  2. ホエア・ヤ・アット・ムール - "Where Ya at Mule" - 4:58
  3. クラニー・クロウ - "Craney Crow" - 6:43
  4. ファミリア・リアリティ - オープニング - "Familiar Reality-Opening" (Mac Rebennack, Jessie Hill) - 5:29
  5. ポッツ・オン・フィオ/フー・アイ・ゴット・トゥ・フォール・オン - "Pots on Fiyo (Filé Gumbo) / Who I Got to Fall On (If the Pot Get Heavy)" - 5:52
  6. ズ・ズ・マモウ - "Zu Zu Mamou" - 7:59
  7. ファミリア・リアリティ - リプリーズ - "Familiar Reality-Reprise" (M. Rebennack, J. Hill) - 1:50

参加ミュージシャン

アディショナル・ミュージシャン

  • グレアム・ボンド - アルト・サックス (on #1, #5, #6)
  • クリス・マーサー - サックス (on #1, #2, #6)
  • ドリス・トロイ - バックグラウンド・ボーカル (on #1, #2, #6)
  • ボビー・ウィットロック – バックグラウンド・ボーカル (on #1, #2, #6)
  • ボビー・キーズ - テナー・サックス (on #2, #6)
  • カール・レイドル - ベース (on #2, #6)
  • ジム・ゴードン - コンガ (on #2, #6)
  • ジム・プライス - トランペット (on #5, #6)
  • カルヴィン・サミュエルズ - コンガ (on #5)
  • スティーヴ・ヨーク - アコースティック・ベース (on #5, #6)
  • Ken Terroade - フルート (on #1, #3, #5, #6)
  • ウォルター・デイヴィス - ピアノ (on #1, #3, #5)
  • ジェシ・ボイス - ベース (on #3)、パーカッション (on #6)
  • フリーマン・ブラウン - パーカッション (on #3, #5, #6)
  • メンフィス・ホーンズ - ホーン・セクション (on #1, #3, #5)
    • ウェイン・ジャクソン - トランペット
    • ロジャー・ホップス - トランペット
    • ジャック・ヘイル - トロンボーン
    • アンドリュー・ラヴ - テナー・サックス
    • エド・ローガン - テナー・サックス
    • ジェイムス・ミッチェル - バリトン・サックス
  • ジョン・ブードロー - ドラムス (on #4)
  • ロン・ジョンソン - ベース (on #4)
  • ロニー・バロン - オルガン (on #4)
  • エド・ホーナー - トランペット (on #4)
  • ジェリー・ジュモンヴィル - サックス (on #4)
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脚注

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